概要
キャプテン翼Ⅱから登場する、サンパウロFCのFW。しかしストライカーとしてはやや決定打にかける能力で、翼とバビントンのツートップには及ばないことが多々ある。
しかし、バビントンには及ばないもののオリジナルキャラでは人気があり、それ故かテクモ版キャプテン翼ではⅡ以降オリキャラとしては数少ない皆勤を果たしている(他に皆勤なのはレナートとゲルティスのみ)。
残念ながらブラジル代表として選出されたことは一度もないが、長年テクモ版キャプテン翼を支えたプレイヤーキャラとして印象に残っている人は多いのではないだろうか。
各作での扱い
キャプテン翼Ⅱ スーパーストライカー
初登場作品。既にバビントンの陰に埋もれがちではあったが、ヘディングが得意なため空中戦で活躍する。
この時は金髪に赤っぽい肌。
キャプテン翼Ⅲ 皇帝の挑戦
再び翼のチームメイトとしてリオカップ連覇を目指す。空中からの攻撃が得意なのは変わらず。他が平均だが
茶髪で色白になった。
キャプテン翼Ⅳ プロのライバルたち
翼・レナートと共にプロへと昇格。バビントンはいなくなったものの、より個性の強いストラットが登場。さらに石崎までやってきて存在感が希薄に。
選択ルートによってはストラットが抜けるが、日本から新田が加入、頼りになるベテラン選手ネルソン、ユースチームから上がってきた新人マウリシオと次々に戦力が補充され出番が失われていく。
さらに浮き球バグのため得意のダイレクトシュートが全然通じなくなり、活躍できる可能性はほとんどゼロに……。
しかもなぜかグラフィックがモブ選手と同一化され、しかも同じ見た目のキャラが同じチームに他に二人もいるので目立たなさに拍車がかかった。
キャプテン翼Ⅴ 覇者の称号カンピオーネ
翼がいなくなった後もサンパウロに在籍。新人だがジョアン監督の信頼が篤い新田や、旧来のチームメイトであるバモラとレナートといっしょに活躍する。新田をラスボスに鍛え上げたジョアン監督の手でジウも強化されており、キック(シュートに関係)7、ヘッド(ヘディングに関係)7、ダッシュ(低い浮き球に関係)7、ジャンプ(高い浮き球に関係)7というパラメータは、なんと攻撃力だけなら翼に匹敵する。ただしジウには必殺技が無いので、これはあくまで「ドライブシュートもサイクロンも使わない舐めプ状態の翼と互角」という意味。5にはバビントンが出場しないので直接の比較はできないが、とりあえず得点能力においてはバビントンを上回ったと考えてもいいのではないだろうか。
残念ながら、この強さのジウを使えるのは最初の1試合だけ。
後にカルロスが主力抜きのブラジル代表で戦えと無理難題を押しつけられる場面があるのだが、この時もブラジル代表二軍にジウの名は無かった。明らかにジウより弱い選手がいるので、もしもここでジウを使えたら……と惜しまれる場面であった。
正代表としても、さすがにスタメンのFWの二人はジウより強いのでスタメン入りは無理としても、控え選手の中にはジウより弱い選手もいるので、実はFWの三人目として代表入りできるだけの力はあった。選出されなかったのは残念でならない。
しかし、システムが変わったことで特別な選手に顔グラがつくようになったⅤでも彼には顔グラが付かなかった。
尤も、最初から顔グラのあったレナート・ゲルティスや、登場から間もなくまだファンの中でのキャライメージが固まっていなかったであろうロッシ・クァールとは異なり、彼の場合はファンが長年の間に醸成していたそれぞれの独自のイメージを壊したくなかった、という理由があるのかもしれない(推測だが)。
関連項目
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