バッタとは、
- バッタ目またはバッタ亜目 (Caelifera) に分類される昆虫の総称。漢字表記では飛蝗、蝗と書く。英名グラスホッパー
- 1から派生して、格闘ゲーム用語で、空中攻撃、特に素早く飛び跳ねる動作を伴うジャンプ攻撃を頻用した戦術およびプレイングスタイルを指す。バッタが有効な戦術としてプレイヤー間で多用されている作品をバッタゲーと称する事がある。
- 水泳用語でバタフライの略。
- イラスト投稿者の一人。→バッタ(絵師)
- 粗悪な偽商品のこと。ばったもんとも。
この記事では1について記述する。
概要
草原や砂漠に生息する昆虫。後脚が発達しており、高く長いジャンプが可能。成体になると羽も生え、飛行も可能になる。
群生相
バッタの中の特定の種類はある一定の条件が整うと通常の孤独相から群生相へと変化する。
この群生相のバッタは体色の変化+大量発生+飛行距離の増大という特徴を持っており、いわゆるイナゴと呼ばれる。本来の生物種としてのイナゴとこの群生相のバッタとは別物(日本に生息する中ではトノサマバッタが群生相に変化する能力を持つ。ただし日本の湿潤気候の中ではまず起こらない)であるが、歴史的には混同されることが多い。群生相が発生すると周囲の植物を食べつくして別の地域に移り、そこの植物も食べつくすという蝗害と呼ばれる災害となる。
伝承・創作作品などにおいて
飛蝗による害の恐ろしさは歴史書や宗教関連でも取り上げられており、中国の歴史書などでは何度も蝗害の記述がみられる。
また、『旧約聖書』では出エジプト記において大量の飛蝗によってエジプトが襲われる描写があり、『ヨハネの黙示録』では奈落の王アバドンがバッタの群れを率いて人々を苦しめる描写が見られる。
日本の創作作品のバッタ関連作品で最も有名なのはやはり『仮面ライダー』であろう。バッタの改造人間本郷猛は仮面ライダーとして悪の組織ショッカーと戦う。続編となる仮面ライダーシリーズでもバッタをモチーフとしたライダーが複数存在している。
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関連項目
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