ビアージオ=ブゾーニとは、とある魔術の禁書目録に登場する、ローマ正教の司教である。割と強かった小物。
アニメでは中の人のせいおかげで割と強かった小物から濃い小物に出世した人。
ここから下はアニメ2期のネタバレ成分を多く含んでいます。 了承した方のみ反転して読んで下さい。 |
概要
原作では11巻で登場。法衣とメノラーと呼ばれる十字架がついた4本のネックレスをつけている。十字教至上主義者。面倒なことは嫌い、自分の計画が上手くいかないと無能呼ばわりするなどの器量の狭さを持つ。その一方で、十字教の伝承の一部を参考に編み出した重力攻撃や、巨大な十字架による圧殺・突き飛ばしなどを巧みに使い分けるという、油断ならない頭と技量を持つ実力者でもある。
一時期はとある魔術師からの尋問などに耐えるといった、妙な精神力を覗かせることもあるのだが、同時に、後述の計画が頓挫しかけた際に、同宗の者にとっても第三者にとっても面倒な置き土産を残そうとするという往生際の悪さまで抱えている、性質の悪い人物である。
オリアナとリドヴィアが使徒十字(クローチェディピエトロ)の術式を使った学園都市攻略に失敗した後、女王艦隊(じょおうかんたい)という大艦隊と、アドリア海の女王という旗艦を率い、学園都市を攻撃しようとした。
オルソラの拉致に失敗したアニェーゼ部隊は、その後、女王艦隊内部で働かされていた。また、アニェーゼは術式「刻限のロザリオ」の発動に利用されようとしていた。
しかし、偶然にもイタリアを訪れていた上条とインデックスにより阻まれた。なお、この事件の際に、五和の名前が初めて出てきた(法の書の件のときに居合わせてはいる)。
その後は、ロンドンにある処刑塔に幽閉された。14巻では、同じローマ正教のリドヴィア=ロレンツェッティと共にステイルから尋問を受ている様子が描かれている。
アドリア海の女王
ローマ正教の大規模魔術「聖霊十式」の一つで、ヴェネツィアそのものの物理的な破壊だけではなく、そこから創られた文明を全て破壊するほどの破壊力を持つ。ヴェネツィアが強い影響力を持っていた頃に造られたが、一度も使われることないでいた。これ単体だけでは、ヴェネツィアしか攻撃できない。
刻限のロザリオ
アドリア海の女王の攻撃対象を、ヴェネツィア以外にも向けられる術式。ブゾーニはこれを利用して学園都市を攻撃しようとした。しかし、これが発動するとアニェーゼは自我を完全に失ってしまうため、上条らは刻限のロザリオの発動阻止に動くことになる。
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関連項目
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