ブランドン・フィリップス単語

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ブランドン・フィリップス（Brandon Phillips、1981年6月28日-）とは、アメリカ合衆国出身の元メジャーリーガー（二塁手）である。

概要

レダン高校時代は野球の他にもバスケットボールをしていた。

1999年にモントリオール・エクスポズ（現：ワシントン・ナショナルズ）からMLBドラフト2巡目（全体57位）指名を受け契約。遊撃手から二塁手にコンバートした。メジャー昇格がないまま2002年にトレードでクリーブランド・インディアンスに移籍し、9月にメジャーデビューを果たす。

2003年は112試合に出場したが、2003年と2004年はメジャーとマイナーを行き来したため、5試合に留まる。

2006年にシンシナティ・レッズに移籍し、二塁手のレギュラーを獲得。

2007年に30本塁打、32盗塁を達成し、ジョー・モーガンの所持していたレッズの二塁手本塁打記録を塗り替えた。また二塁手での30-30達成はアルフォンソ・ソリアーノに次いで二人目の快挙だった。

2008年は打撃成績は下がったが、4月10日から7月8日まで78試合連続無失策など守備で優秀な成績を残し、ゴールドグラブ賞、フィールリング・バイブル・アワードを受賞した。この年以降は目立った故障がなく、140試合以上出場している。

2013年はWBCアメリカ代表に選出された。オフに4度目となるゴールドグラブ賞を受賞した。

2014年は左手の親指の手術の影響もあり、121試合に留まった。

2015年は148試合に出場し、打率.294と復活のシーズンとなった。

2016年は141試合に出場したが、打点は64に減った。

2017年2月にトレードでアトランタ・ブレーブスに移籍した。背番号は4。5月22日に通算200本塁打を達成した。8月31日にトレードでロサンゼルス・エンゼルスに移籍した。背番号は4。

2018年は6月にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び、9月にレッドソックスに昇格。背番号0を初めて着用した選手となった。オフにFAとなった。

2019年7月にメキシコシティ・レッドデビルズと契約したが、10月にFAとなった。

2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でフロンティアリーグが開催中止になったが、Baseball Brilliance soxに所属して代替リーグに出場した。

2021年はアトランティックリーグに加入したレキシントン・レジェンズのオーナー兼選手となったが、2022年に球団が新たなオーナーグループに買収されて退団した。

成績

通算打撃成績

通算：17年 Total	試 合 G	打 席 PA	打 数 AB	得 点 R	安 打 H	二 塁 打 2B	三 塁 打 3B	本 塁 打 HR	打 点 RBI	盗 塁 SB	犠 打 SH	犠 飛 SF	四 球 BB	死 球 HB	三 振 SO	併 殺 打 GDP	打 率 AVG	出 塁 率 OBP
MLB	1902	7992	7378	1005	2029	368	35	211	951	209	39	62	420	92	1092	224	.275	.320

通算守備成績

機構	守備位置 Pos	試合 G	刺殺 PO	補殺 A	失策 E	併殺 DP	守備率 Fld%
MLB	二塁手	1831	3548	4925	107	1115	.988
	三塁手	29	7	40	1	3	.979
	遊撃手	6	2	6	2	1	.800

表彰・その他

表彰
ゴールドグラブ賞	4回	2008年、2010年、2011年、2013年
シルバースラッガー賞	1回	2011年
その他
MLBオールスターゲーム出場	3回	2010年、2011年、2013年

関連動画

関連項目

• プロ野球選手一覧
• MLB（メジャーリーグベースボール）
  • アメリカンリーグ
    • クリーブランド・インディアンス　/　ロサンゼルス・エンゼルス　/　ボストン・レッドソックス
  • ナショナルリーグ
    • シンシナティ・レッズ　/　アトランタ・ブレーブス