仲町サーカスとは、漫画『からくりサーカス』に登場するサーカス団である。
概要
かつては国内では有名な大サーカス団だったが、団長・仲町信夫の傷害事件により解散に追い込まれ、メンバーは皆去ってしまった。しかし、勝やしろがねと出会ったことにより、小さいながらも再びサーカス団として復活。最終章では自動人形たちとの戦いに関わることになり、「世界を救ったサーカス団」として噂されることになる。
構成員
才賀勝、しろがね(エレオノール)、加藤鳴海については個別記事を参照。
- 仲町信夫
仲町サーカス団長。石食い芸人。興行中にバスの転落事故に巻き込まれて一人生き残った際に「死人を食べて生き延びた」という無実のスキャンダルをでっちあげられ傷害事件を起こしてしまう。 - 仲町紀之
通称「ノリ」。得意な芸は七丁椅子。公園に捨てられていたところをフサエに拾われ、仲町の養子になる。物語終了後は団長を引退した信夫の後を継いで団長となった。 - 仲町浩男
通称「ヒロ」。得意な芸はトランポリンと一本綱。公園に捨てられていたところをフサエに拾われ、仲町の養子になる。ノリとともに、勝にとっては兄貴分的存在。 - タランダ・リーゼロッテ・橘
通称「リーゼ」。いかなる動物をも眼だけで屈服させる「魔眼(チャームアイズ)」を持つ猛獣使い。元はアメリカの大サーカス「グレートロングサーカス」の団員だったが、姉を殺した「ビースト」という虎倒すために、ライオンの「ドラム」と共に来日。ビーストとの戦いで心の奥にあった姉への恨みを勝に解放してもらい、仲町サーカスに入団した。 - 三牛諸美
信夫の同期で元ストローサーカス団長。しかし、女との交際で団の金に手をつけてしまったことでストローサーカスをつぶしてしまい、仲町サーカスに居候する。最終章では命おしさに人間たちを裏切りスパイ行為をしていたが、最後に良心を取戻し、フラッシュ・ジミーを道連れに列車から転落する。 - 三牛直太
諸美の息子で元ストローサーカス団員。しろがねに惚れているが全く相手にされていない。最終章では父とともに人間を裏切るが、最後に良心を取戻し、フラッシュ・ジミーを道連れに列車から転落する。 - 生方法安
元仲町サーカスの道具方だった頑固な老人。傷害事件のせいで仲町とは犬猿の仲となっていたが、再興したサーカスの人々に説得され、再びサーカスの道具方となる。
最終章では非力な老人ながらもジョージとともに研究所の子供たちを元気づけたりした他、最古の四人のパンタローネとアルレッキーノにも影響を与えた。物語完結後には畳の上で大往生した。 - 生方涼子
法安の孫で勝の同級生。物語完結後は仲町サーカスの団員となり、高綱を得意としている。 - ヴィルマ・ソーン
ナイフ投げを得意とする美女。元々は勝の命を狙う殺し屋として登場したが、改心し、サーカス団の一員となる。弟のジムを殺したゾナハ病を憎んでおり、最終決戦ではアメリカにゾナハ病をばらまいたワイルド・ウェスト・ジェーンと対決し、相打ちで死亡する。 - 阿紫花平馬
阿紫花英良の義弟で、勝の同級生。物語完結後に仲町サーカスの一員となる。
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- なし
- 3
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