冬馬かずさとは、Leafより発売のPCゲーム『WHITE ALBUM2』のヒロインの一人である。
概要
峰城大付属3年E組。誕生日は5月28日。音楽家として卓越した才能を持っている。端麗な容姿に、モデル顔負けの抜群なスタイル、おまけに艶やかなロングストレートの黒髪という、まさしく楚々たる美少女といった外見。また母親に偉大なピアニスト、冬馬曜子を持つ。
峰城大付属に在学時、欠席日数は、一年次が54日、二年次が91日。普通科に移った三年次は37日。
(但し三年次は卒業確定後の留学準備のため)
なお、冬馬かずさは三年間の在学期間中、特に大きな病気もなく、健康そのものだった。入学当時、かずさは音楽科の同級生や担任教師と何度も衝突し、そのあまりの激しさや冷たさのため、たった数日で周囲から完全に孤立した。
しかし、そこに至るには、授業内容、練習時間、演奏レベルとその全てに妥協を許さない、彼女の向上心の高さも一つの要因となっていた。
冬馬かずさは、母・冬馬曜子の類い希なる才能とともに、間違いなく、その厄介な性格も受け継いでいた。
その為、かずさは音楽科で二年間を怠惰に過ごした後、普通科に転科することとなっている。そしてそこで春希や雪菜と出会うことになる。故にそれまでの二年間は三人にまるで接点がなかった。
峰城大付属には、音楽室が三教室ある。
普通科専用の第一音楽室。
音楽科専用の第三音楽室。
第二音楽室は、主に臨時の予備教室として利用されていたが、冬馬かずさが在学した三年間は、彼女の専用練習場として占拠されていた。
この場所でかずさが日がな演奏をしているところに、隣室の第一音楽室で、無理矢理春希がギターを合わせ始めたことを切っ掛けに物語は始まっていく。
春希の所属する、解散寸前だった「軽音楽同好会」。そこにマルチプレイヤーのかずさと、ボーカルに雪菜を加え、学園祭までの残り少ない日々を練習に費やしていく。
曜子との確執から、ピアノを弾くことのない日々が続いていたが、それでもかずさは音楽から離れることができなかった。この時のステージでは、キーボードに留まらず、サックス、ベースと多芸ぶりを披露し、数年ぶりに聴衆の喝采を浴びた。
日々を怠惰に窶していても、あくまで冬馬かずさは冬馬曜子の娘であり、天才的な音楽家だった。その才能を遺憾なく発揮することで学園祭を成功のうちに終えた。そしてそこから、かずさを取り巻く環境が一気に大きく変化していく。
名言(ネタバレのため反転)
- 「そんなのはなぁ………っ、親友の彼氏に言われる台詞じゃないんだよ!」
- 「もう……雪菜と会わないで……」
- 「愛してる、母さん…あたしを産んでくれて、ありがとう」
- 「そっかそっか……はは、じゃあお前の日曜独り占めだな」
- 「嘘、だからこそだよ。嘘だから、安心できるんだ」
- 「諦めが悪くてごめん。
最低の裏切りしてごめん。
…ずっと春希、愛してて、ごめん」 - 「なんでそんなに慣れてんだよっ! 雪菜と…何回キスしたんだよ!?」
- 「あたしのために、何もかも捨ててくれてありがとう。
ひとときだけでも雪菜を忘れてくれてありがとう。
…壊れてくれて、ありがとう」 - 「そんな未来が、三人にとって一番幸せだったんだ。
………三人の平均をとれば、だけどな」
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 3
- 0pt