古代ペルシア語単語

コダイペルシアゴ

古代ペルシア語とは、かつて存在した言である。

概要

インド・ヨーロッパ語族のうちイランに属するペルシア語の紀元前のもの。にアケメネスなどの碑文に記されているものであり、文字は独自の楔形文字を用いている。かつては的な王の碑文にのみ用いられ、口としてはアラム語などに圧されていたと考えられていたが、近年実務文書でも用いられていたっぽいといわれている。

アケメネスでもアルクセルクセス2世アルクセルクセス3世の代にはすでに革が行われており、中世ペルシア語(パフラヴィ―)に近いものになっている。そのため大体ベヒストゥーン碑文などダレイオス1世のころのものが基準となっている。

アヴェスター語は大体同時期に使われていた同じイラン仲間だが、微妙に違ってたりするのでまたややこしい。

文字体系

楔形文字のうち、古代ペルシア語楔形文字と呼ばれる独自のものを用いている。楔形文字の使用としては最末期のものであり、もはや全に表音文字アルファベットと化し、8種類の表意文字が知られる限りである。

文字 翻字 文字 翻字 文字 翻字
𐎠 a 𐎡 i 𐎢 u
𐎣 ka 𐎤 ku
𐎧 xa
𐎥 ga 𐎦 gu
𐎨 ca
𐏂 ça
𐎩 ja 𐎪 ji
𐎫 ta 𐎬 tu
𐎰 θa
𐎭 da 𐎮 di 𐎯 du
𐎱 pa
𐎳 fa
𐎲 ba
𐎴 na 𐎵 nu
𐎶 ma 𐎷 mi 𐎸 mu
𐎹 ya
𐎺 va 𐎻 vi
𐎼 ra 𐎽 ru
𐎾 la
𐎿 sa
𐏀 za
𐏁 ša
𐏃 ha

文字の順番がサンスクリットに似通っている特徴である。

文字 読み 意味
𐏈、𐏉 Auramaz アフラ・マズダ
𐏊 Auramazhya アフラ・マズダの
𐏋 xšāyaθiya
𐏌、𐏍 dahyāuš-
𐏎 baga-
𐏏 miš- 大地

数字は以下の5文字である。

数字 文字
1 𐏑
2 𐏒
10 𐏓
20 𐏔
100 𐏕

あとは単の区切りを表す𐏐を合わせて全部で50文字である。

音韻体系

母音

a/i/uの3音が使われていたのは確定している。さらに長短の区別がなかったということでそれぞれの長音も存在したらしい。

二重aiauとそれぞれの長音はあったようななかったような、という扱いである。

子音

両唇音 歯茎 後部歯茎
硬口蓋音
軟口蓋音 門音
破裂音・破擦音 p b t d c /tʃ/ j /dʒ/ k g
摩擦音 f θ s z š /ʃ/ x h
鼻音 m n
接近音 v /w/ y /j/
ふるえ音 r
側面音 (l)

文法

名詞

合計7種類の名詞変化が存在する(サンスクリットべればまだだいぶましな方)。

-a -am
単数 双数 複数 単数 双数 複数 単数 双数 複数
-a -ā, -āha -am
呼格
対格 -am -ām
具格/奪格 -aibiyā -aibiš -aibiyā -aibiš -āyā -ābiyā -ābiš
与格 -ahyā, -ahya -ahyā, -ahya
属格 -āyā -ānām -āyā -ānām -āyā -ānām
所格 -aiy -aišuvā -aiy -aišuvā -āšuvā

-iš -iy -uš -uv
単数 双数 複数 単数 双数 複数 単数 双数 複数 単数 双数 複数
-iš -īy -iya -iy -in -īn -uš -ūv -uva -uv -un -ūn
呼格 -i -u
対格 -im -iš -um -ūn
具格/奪格 -auš -ībiyā -ībiš -auš -ībiyā -ībiš -auv -ūbiyā -ūbiš -auv -ūbiyā -ūbiš
与格 -aiš -aiš -auš -auš
属格 -īyā -īnām -īyā -īnām -ūvā -ūnām -ūvā -ūnām
所格 -auv -išuvā -auv -išuvā -āvā -ušuvā -āvā -ušuvā

動詞

なぜかはわからないが2人称単数-šiyは仮定法にしか用いられない(2人称複数は不明)。

直接法現在 音なし 音あり
'be' 'bring'
単数 1人称 miy barāmiy
3人称 astiy baratiy
複数 1人称 mahiy barāmahiy
3人称 hatiy baratiy

直接法単純過去 音なし 音あり
'do, make' 'be, become'
単数 1人称 akunavam abavam
3人称 akunauš abava
複数 1人称 aku abavāmā
3人称 akunava abava

ここまで上げたのは第1変化であり1人称単数が-mの第2変化も存在するが、具体的な活用はあまりよくわかっていない。

動態のほかに中間態と受動態、直接法のほかに仮定法、願望法、命法が存在するが、作り方が複雑だったり具体的な変化がよくわかっていなかったりといった具合なのでここでは触れない。なお了と未完了の区別はないようだ。

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古代ペルシア語

1 ななしのよっしん
2019/10/06(日) 07:17:20 ID: vsY8rNmTpe
これ良く判りません部分在りますね…
彼等PersiansはElamitesからの文化伝承してるでしょか?
そのIdeogram彼等の後に使われませんでしたね…やはりIndasに行きましたか彼等?そのように思えますけども
PersiansのCuneiformそれは何処からですか?Babylonians及びAssyriansの官僚使ってますか?それ彼等の行政機構発展した所でしょうか…

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2019/10/17(木)11時更新