更木剣八(ざらき けんぱち)とは、漫画『BLEACH』に登場するキャラクターである。
概要
護廷13隊11番隊隊長。眼帯にギザギザの髪の毛、凶悪な顔つきをした好戦的な男で、強い相手と闘う事を何よりの楽しみとする戦闘狂。身長202cm、体重108kg(後に発売されたキャラクターブックでは90kgになっている)、嫌いな食べ物は納豆。
流魂街で最も治安が悪いと言われる「更木」地区出身。前11番隊隊長を決闘で殺害し、11代目剣八となった。剣八とは、幾度切り殺されても絶対に倒れないという意味らしい。
副隊長である草鹿やちるの名付け親であり、彼女に自らが唯一尊敬する人物「八千流」の名を与えた。やちるからは「剣ちゃん」と呼ばれている。
風貌も言動も荒々しく戦いそのものを楽しみとしている為、自身が傷付く事に何の躊躇いもなく、相手にトドメをさすことにも拘りはない。自他ともに認める戦闘狂ではあるが、そのような人物には珍しく「死ぬのは嫌だ」と語ることもある(ただし「死への恐怖」からではなく、「死ぬと誰も斬れなくなる」というやはり戦いそのものを楽しむ剣八らしい理由によるもの)。部下である斑目一角は一度彼と戦い、敗れている。部下の性格を良く把握しており、時には庇ったりもする為、ただの戦闘狂ではない事が窺える。六番隊隊長朽木白哉とは仲が悪いが、お互いその実力は認め合っている。
ソウルソサエティ編で一護と対決して以来、彼の事を気に入っている。護廷十三隊の隊長の中でも出番は多く、尸魂界篇、破面篇、死神代行消失篇、千年血戦篇と、毎シリーズ戦闘シーンが用意されている。
隊長の中では唯一卍解を修得しておらず、それどころか自身の斬魄刀の名前すら知らないにも関わらず、他の隊長をも圧倒するほどの実力を持つ。また、霊圧の上限は未知数であり、相手とギリギリの殺し合いをするための霊圧へと本能的に調整するという設定が小説版で明かされた。ソウルソサエティで一護に敗れたのもその為である。物語が進む度にその強さは増しており、死神代行消失編では沓澤ギリコを一瞬にして葬り去る。
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