本日の10割とは、主にMUGENで使われる「一度に敵体力を全て奪う行動」につくタグである。
概要
正確に言えば「本日の10割コンボ」或いは「本日の10割攻撃」ということであり、即ち無傷である相手の体力を一回の行動で全て失わせる事態が発生した際につけられる。
定義から言えば、
の全てが当てはまる。
しかし、このタグがつく場合はそもそも初めから性能的に10割(或いは即死になる)と分かっているものより、相手との相性やタッグの都合で偶然発生した場合につくことが多い。
例えば、コイキングのような「作品を象徴するザコキャラ」や、一撃死を採用したアクションゲーム等が元ネタである一部キャラ(ウルトラマグナス、スペランカー先生)のように「攻撃の威力に拘らず、攻撃が当たれば即死する」という性質を持つキャラは、そもそも「当たれば10割」が仕様である。
ちなみに、MUGENでは神クラスなどのキャラクターの場合、大抵は同ランク以外を容易に即死させる能力を持つため、10割とは言われにくい。
多くは試合開始直後に発生するが、特にタイミングの定義はなく、ピンチから10割で逆転をした場合にもつく。
数値的にはタッグなら20割が限界であるが、相手がカンフーメンのような複数キャラである場合、割合が仮想的に計算可能な物凄いオーバーキルが発生した場合などは20割を超えるタグがつく場合もある。
(トキ&アミバタッグで同時に有情破顔拳を撃ち、どちらも二人に命中すると「10割×2×2=40割」となる)
発生当初は「10割(即死又は永久)攻撃に対するひどさ」を表現したタグだったようだが、最近はキャラ性能に対する認知が広がりつつあり、相性などによる「まさかの10割」につけられることのほうが多いようである。
また、味方殺しルールでは味方を巻き込むことで度々トンデモない事態が発生するために開幕20割はもちろん、30割、40割といったタグがつく場合もザラである。
その他、たまにタッグ戦で本日の19.5割など、殺し切らなくても致命的大ダメージが入るとこのタグが付くことがあるので上の20・30割と合わせ、細かいバリエーションが多い。
MUGEN以外で使用される場合
基本的にはMUGENでのタグだが、この状況は他のゲームでも成立しうる。
例:カードゲーム(遊戯王等)
この場合は使用したデッキによる1ターンキル、ループコンボ、ロック攻撃なども同じ意味として使われる。
ただし、この場合の「10割」はライフの事であり、山札削り攻撃で倒すケースはあまり含まれないようだ。
(純粋にカード破壊を目的としたループコンボが初手でハマった場合くらいか)
例:RPG
一般的にアイテム、装備、魔法等によるダメージブーストがシステムに組み込まれているため、これを使って(HP1などの雑魚を除く)相手を一撃で倒す攻撃も含まれるだろう。
「バニシュデス」というよりは「バイキルト等とはかいのつるぎで火力を上げ、物理で殴って一撃」という感じであろうか。
例:格闘ゲーム
「稼働直後から調整ミスや不具合などをコンボに組み込んだ結果、永久コンボが成立した」のが連続して見つかった時や、対人戦で爆発力の大きいキャラが一度チャンスを掴んで相手を一気に倒しきった時に使われることがある。
例:ニコニコ動画またはニコニコ静画
ここまでの内容を踏まえた上で、「非常に強力な攻撃が炸裂した場面」(物理的あるいは精神的)などを描写した作品にこのタグがつけられることがある。類似のタグとしては「クリティカルヒット」「やめてくださいしんでしまいます」等が挙げられるであろうか。
関連動画
関連項目
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