概要
栃木市 とちぎし |
|
基本情報 | |
---|---|
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
市役所所在地 | 栃木県栃木市万町9番25号 |
団体コード | 092037 |
面積 | 331.50km2 |
総人口 | 151,119人 (推計人口、2024年2月1日) |
人口密度 | 456人/km2 |
木 | トチノキ |
花 | アジサイ |
鳥 | カモ |
行政区画テンプレート |
地名の由来は「開拓したとき市の中心に栃の木があった」という説や「神明宮の社殿にある10本の千木を十千木と呼んだ」という説などがあるが、ハッキリとはしていない。また漢字表記は江戸時代までは「杤木」「橡木」が一般的だったが、廃藩置県で栃木県が成立すると「栃木」に統一されていった。
現在の中心市街地は江戸期から日光例幣使街道の宿場町として栄え、町内を流れる巴波川を活用した水運拠点として知られてきた。明治に入ると県庁が置かれるなど、経済だけでなく政治の中心地にもなり、宇都宮市や小山市に次ぐ栃木県内第三の都市として発展を遂げてきた。
現在は栃木県の県庁所在地ではないが、明治4年から明治17年の間は県庁が置かれ、栃木県という県名の由来となった。県庁が移された理由はいくつかあり、当時の栃木町が自由民権運動の拠点となっていたのも一因とされている。当時の県庁の建物は現存していないが、当時県庁の周囲にめぐらされた堀は現存し、「県庁堀」として栃木県の文化財に指定されている。
1937年に市制を施行した栃木市と、隣接する大平・藤岡・都賀の3町が2010年に新設合併し、現在の栃木市が発足。平成最後の新設自治体である。
栃木市を拠点とする企業としては、「岩下の新生姜」でおなじみの岩下食品があり、「岩下の新生姜ミュージアム」というふざけた楽しい博物館も所在する。レモン牛乳こと「関東・栃木レモン」の製造元である栃木乳業や、コアなファンの多い滝沢ハムも本社を置くほか、ホームセンター・カインズ発祥の地でもある。
三毳山や太平山、岩船山、渡良瀬遊水池(ラムサール条約登録湿地)、渡良瀬川、思川、巴波川、永野川などの雄大な自然風景と、蔵造りの建物を中心とする歴史的な街並み、米や葡萄、いちごをはじめとした多彩な農業地帯、大都市への通学・通勤者のベッドタウンとしての機能をはじめ、文教・観光・農業・住宅など様々な要素を高いレベルで併せ持つ。
住みたい田舎ランキングでは毎回上位に顔を出す魅力にあふれた街、それが栃木市である。
県庁移転の経緯
という経緯で成立した。
この1のあたりから栃木県庁は栃木町(現:栃木市)に置かれていたのだが、移転運動が起こり、明治17年(1884年)に宇都宮町(現:宇都宮市)に移転することとなってしまう。
両隣の茨城県や群馬県のように県名と県庁所在都市名が一致しない都道府県はいくつかあるが、栃木県の場合は「元々は一致していた」県であった。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 0
- 0pt