紀文食品(きぶんしょくひん)とは、練り物などを製造する食品メーカーである。単に「紀文」とも。当記事では「紀文グループ」についても記述する。
※「紀文」は「のりふみ」ではない。
概要
本社が東京の銀座に所在。ちくわや蒲鉾、はんぺん、つみれ、さつま揚げ、笹かま、カニカマ、伊達巻などの練り物を主に製造している。他にもイカ塩辛、玉子焼き、餃子、肉まんなどのチルド・冷凍食品のほか、「チーちく」や「糖質0g麺」、「とうふそうめん風」などの新製品も作っている。
八丁堀に「山形屋米店」ができた1938年を創業年としている。1940年には築地場外に移転し紀文に改称、1947年から海産物加工に進出。1950年代に電柱広告や食品への焼き印で「紀文」を多用したことで知名度が高まった。
子会社としてチルド食品物流を担う紀文フレッシュシステムなどがあるほか、カニカマや糖質0g麺などの商品を中心に扱いながらアメリカ、中国、韓国、オランダなどにも支社が進出している。
かつては子会社の「紀文フードケミファ」が調整豆乳を作っていたが、2008年にキッコーマンの傘下に移り、「キッコーマンソイフーズ」が製造するようになった。そのため現在、紀文は豆乳を製造していない。
ただ、2015年までは「紀文」の表記も残っており、それ以降は紀文のロゴも消えたものの、色と「鳥と太陽と森[1]の絵」、味がキッコーマンに引き継がれている。
のりふみ
Twitterでは公式アカウントが美味しそうで綺麗な料理の写真を載せたり、アカウントに公式マークが付与されなかったりすることで有名。特に2022年2月に紀文の焼き印を「のりふみ」と読み間違えられたことが話題となり、それ以降公式アカウントの人はTwitterで「のりふみさん」と呼ばれるようになってしまった。
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https://twitter.com/kibun_kitchen/status/1488360462576414722
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ちなみに2003年時点で既にインターネット上では紀文を「のりふみ」と読まれてしまっている。ひょっとしたら紀文初期の1950年代のころでも「のりふみ」と読み間違えられていたかもしれない。
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関連項目
脚注
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