肉を食って帰るぞ!とは、豪快な上司からの食事もとい飲み会の誘いである。
概要を食って帰るぞ！
満を持して第二期が放送された「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」。
視聴者は再び劇中の食事シーン（いわゆる鉄血飯）を楽しみにしていただろう。しかし、放送された第26話「新たな血」には食事シーンはあんまり無い（全く無いとは言えない理由は筋トレ中の三日月の元にアトラがご飯を持ってきたシーンとか新人の夜食とか細かいとこだが名瀬兄貴のウイスキー飲むシーンがあるため）
代わりにギャラルホルンのエリート部隊「アリアンロッド」の新キャラクター・ジュリエッタ・ジュリスが上司のラスタル・エリオンとイオク・クジャンの話をよそに、自分の指もとに飛んできた蝶をパクっと食べてしまうという「第2期最初の鉄血飯」としては衝撃の光景を生み出してしまう（「まずっ！！」と言ってすぐ吐き出した。蝶の死骸は後でスタッフがおいしくいただきました。）
だが豪快なセブンスターズの一人、ラスタル・エリオンはマクギリス・ファリドに対する意気込みを豪快に語ったあと、イオクとジュリエッタに「肉を食って帰るぞ！」と言って彼らと視聴者を湧き出させた。
ラスタル「肉を食って帰るぞ！」
イオク「ちょっ…私も！」
第２６話「新しい血」より
ここから第２期の大物とされるラスタルに豪快さの中に溢れる気遣いができる良き上司の姿を感じ、惚れた視聴者もいれば、この放送のあと肉を食いに行った視聴者もいることだろう。さすがに蝶を食った視聴者はいないと信じたい。
最終回でも肉を所望します
結局、その後鉄血飯どころではない展開が続いた第2期後半の末、全てが終わった後日談のこと。
阿頼耶識システムtype Eあるいはその切除の後遺症のためか車椅子に座るガエリオ・ボードウィンは、それを押すジュリエッタと共に、ギャランホルンの将来について語り、鉄華団とマクギリスを思い返す。その後
ガエリオ「ジュリエッタ、この後の仕事は？食事をする時間くらいはあるんだろ？」
(中略)
ガエリオ：「いいね。もう少し肉が付いた方が俺の好みだ…って、ちょ…速っ！おい、乱暴だって！」
最終(第50)話「彼等の居場所」より
とイチャイチャほほえましいやり取りを交わすのであった。ラスタルの時同様肉を食うシーンや、肉が付いたジュリエッタの姿が描かれなかったのは誠に残念である。
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