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肴屋本店（さかなやほんてん）とは、茨城県の大洗町にある割烹旅館である。
概要
茨城県大洗町の”曲がり松商店街”にて、明治より七代続いている由緒ある老舗で、木造3階建て、客室全10室のどこか懐かしい感じのする昔ながらの旅館である。
食事には大洗で獲れる旬の食材や常陸牛などを用いた料理を提供しており、特に11月～3月は期間限定のあんこう鍋コースを提供している。（以上、ホームページより引用・調整）。
テレビアニメ「ガールズ＆パンツァー」との関係について
2012年10月より、大洗を作品の舞台として製作・放送されたTVアニメ「ガールズ＆パンツァー」の第4話の劇中に店名・外観そのままに登場。市街地戦となった練習試合中、店の前のS字カーブで切り返しミスをし、外側に大きく脹らんだ相手チーム戦車「マチルダII」にダイナミック入店突入され、玄関付近を破壊されるという演出で登場した。
第4話中でも最も白熱するシーンであったことと、同シーン中での店主らの余りに適当すぎる愉快なやりとりもあってか、同作品のファンらの間で”戦車に突っ込まれた旅館”として一躍有名になり聖地巡礼されるようになった。その縁もあってか同作品を元にした宿泊プランも登場し、宿泊客数は1.5倍に増加。時期によっては3ヶ月前でないと予約できない程の高い人気を誇る。
劇場版ではエキシビションで再登場。クラーラの「T-34/85」が玄関に激突しそうになるが、ギリギリで停止して事なきを得る･･･と思いきや、その直後にローズヒップの「クルセイダー」が「T/34-85」を巻き込みながら突っ込み、玄関が壊れただけで済んだ前回に対して、今回はとうとう旅館が全壊してしまった。
このように、二度も戦車の試合で激しい損害を被っているが、被害分は国から補償金が出されるため、肴屋のご主人は建て替えができるとむしろ喜んでおり、隣の客からは羨ましがられてすらいた。この場面だけでも、本作において一般人が戦車道に対してどのような認識を持っているかがよくわかる。
なお実際の主人は劇中の描写ほど老齢ではなく、むしろ”若旦那”くらいの御仁。また、劇中でお店を壊されることについては事前に了承済み
だった模様。ちなみに、アニメで肴屋本店の主人の声を担当しているのは、新三郎役の伊丸岡篤氏である。
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関連項目
外部リンク
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