『艦隊これくしょん-艦これ- 鶴翼の絆』とは、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』の小説版の一つであり、富士見ファンタジア文庫から出版されている。全6巻。
概要
富士見書房の雑誌『ドラゴンマガジン』にて1巻収録分の序盤を連載、以降は単行本発売に際しての完全書下ろし。現在『ドラゴンマガジン』誌では瑞鶴以外の艦娘にスポットを当てた本作の外伝を連載中。
同じく公式ノベライズの『陽炎、抜錨します!』が人間としての艦娘のメンタリティと関係性に重点を置いているのに対し、こちらは「軍艦の転生体としての“艦娘”」という部分に比重を置いたシナリオ構成となっている。
それ故、史実上のWW2における帝国海軍の悲劇的な戦歴が、原作ゲーム以上に艦娘達の人間関係などにも大きく影響を及ぼしているのが特徴で、特に第2巻時点の大和などゲームから大きく離れたイメージに描かれた登場人物も居る。
なお海外艦は最後まで一切登場しない。
登場人物
- 瑞鶴
翔鶴型航空母艦2番艦。主人公。
鎮守府の艦娘の中では比較的遅く転生した身。『あの戦争』の戦歴故に「幸運の空母」として上層部からも注視されるが、1巻ではそれが少なからず彼女の枷になってしまう。 - 翔鶴
翔鶴型航空母艦1番艦。
瑞鶴の姉分で、転生したばかりの彼女を支えるが…… - 加賀
加賀型航空母艦1番艦。
『あの戦争』で自身らの沈没後、瑞鶴らが一航戦を襲名した事から当初は彼女を試す様なそぶりも見せたが、模擬戦を経て彼女を認める仲に。 - 大和
大和型戦艦1番艦。1巻のラストで鎮守府に着任するが、本格的な出番は2巻から。
『あの戦争』の最も悲惨な時期を体験した事に加え、自身が建造された存在意義などが彼女に大きな影を落としており、艦娘になった後もひたすらに自身の死を望んでいたが……
関連静画
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関連動画
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関連項目
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