このゲームには かゆくなる表現が含まれています
蚊2 レッツゴーハワイとは、PlayStation2から発売されたプレイヤーが蚊となって吸うか叩かれるかのゲームである。「蚊」の続編であり、前作の2年後でハワイが舞台となっている。
概要
2003年7月3日に開発元ZOOMより発売された、実際の蚊をアメリカンカートゥーン風にデフォルメされた蚊をプレイヤーが操作し人間から吸血を行うゲームである。
本作では福引きで特賞のハワイホームステイの旅を当てた山田家がハワイへ旅行、その滞在先であるブラウン家が舞台となっている。
アメリカの蚊編では特に明確な目的が無いが、日本の蚊編では難所と言われる「スペシャルサッキングスポット(以下SSS)」を制覇し未知の生命力を手にしてハワイから帰国するという目的を持ってスタートする。
ゲームの流れは前作同様、ステージ選択→家族会議→吸血・バトルパート→吸血終了となっている。本作では山田家に加え、ブラウン家の家族会議が見れるようになっている。家族会議を見ずにステージを開始できるようにはなっている。
前作からの追加・変更要素
・本作では前作から続投の日本の蚊に加えてアメリカの蚊が追加された。ステージ構成が全く異なり、全12ステージ×2とボリュームが増えている。
・吸血のノルマが設定されているのは前作から変わらないが、EXタンク廃止に伴い上限が設定され、全ステージ9本が上限となった。(ステージクリア時のリザルトで吸血量が表示されるのだが、上限いっぱいまで吸血するとなんと900ccである)
また、本作では指定量以上の吸血ノルマに加えて、各ステージでターゲットが抱えている体調不良をツボを刺激して改善するというノルマが追加されている。ツボの刺激方法は体中から吸血してツボを発見し該当するツボを吸血で刺激、もしくは発見したツボをバトルパートでアタックして刺激のいずれかである。
・バトルパートにおいては、発見したツボ=リラックスポイントへと変更され、バトルを終了させるには発見したツボを攻撃してストレスゲージを0にすることへ変更されている。バトル中でも、特定のツボを攻撃することで体調不良を改善させることができる。ゲージを0にすることでバトルが終了し、再び吸血ができるようになる。
また、本作では挑発ができるようになっており、人間の前で実施することで任意でバトルを始めれるようになった。
登場人物
山田家
- 山田 健一(CV:宝亀克寿)
山田家の世帯主。48歳。前作同様ステテコに腹巻というスタイルで登場する。 - 山田 カネヨ(CV:西宏子)
健一の妻。48歳。超人的な運動神経は相変わらず。 - 山田 麗奈(CV:川上とも子)
山田家の長女で短大生。19歳。サークルにも入っているようだが最近は入っていたことすら忘れている模様。
ブラウン家
- John Brown(ジョン・ブラウン)/CV:Rob Narita
ブラウン家の世帯主。47歳。作中では常にパンイチでボディビルとバナナを愛するベジタリアン。
常にパンイチなのでツボ探しにはもってこいの人物である。 - Linda Brown(リンダ・ブラウン)/CV:Lisle Wilkerson
ジョンの妻。47歳。お上品なマダムだがダークサイドな一面も… - Erith Brown(エリス・ブラウン)/CV:Bianca Allen
ブラウン家の長女。18歳。ヘヴィメタル(主にLAメタル)を聴くこととボーイフレンドとの長電話が趣味。
その他
- ナレーション(CV:田中敦子/Jeff Manning)
タイトルでの導入やステージ解説などで声のみ出演。前作同様時折皮肉や辛辣なコメントを呟く事も。更にゲームオーバー時には「短いお付き合いでした」「儚い一生でしたね」といったコメントが追加されている。
アメリカの蚊編では英語のナレーションとなる。
各ステージの解説
プロローグの映像について
最初からプレイを選んだ際、日本の蚊、アメリカの蚊どちらを選んでもゲーム開始時にムービーが流れるのが、開幕からバカゲーらしさ全開で、日本の蚊編ではTHR ROCKのパロディとなっており、アメリカの蚊編ではブラウン家がガスマスクを装着して家中を殺虫剤で充満させて徹底的に駆除させるといった感じである。
STAGE 1 麗奈(JP)/エリス(US)
時間軸ではどちらのシナリオも初日。
日本編では昼間である一方、アメリカ編ではすでに夜な模様。
STAGE 2
STAGE 3
サービスステージ
STAGE 4
STAGE 5
STAGE 6
STAGE 7
STAGE 8
STAGE 9
STAGE 10 カネヨ(JP)/リンダ(US)
ステージ10~12ではバトル状態でのスタートとなり、ストレスゲージを0にすることで気絶し、吸血ができるようになる。一定時間で起き上がって再びバトルが始まる。
またバトル中は60秒に1回必殺技を放ってくる。(気絶中はカウントダウンが停止する)
リンダはなんと日本の蚊プロローグで健一が夢で使っていた殺虫剤装填のマシンガンを実際に使用してくる。(ナレーションも健一が夢で見たあの銃が実在しているとは意外でしたとコメントしている)
STAGE 11 麗奈(JP)/エリス(US)
アメリカの蚊編では、(ジョンが操縦しているのか)部屋中をラジコン飛行機が飛んでいるようで当たるとダメージ。(ステージ解説では、飛行中はニアミスに注意してくださいという警告がある)
STAGE 12 健一(JP)/ジョン(US)
最終ステージ。日本編は健一、アメリカ編ではジョンとの最終決戦となる(SSSあり)
類は友を呼ぶというのか、世帯主のどちらも頭に虫除け関連のものを乗せている他、人外の域に達した必殺技を放ってくる。
関連動画
関連項目
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