魔封波(まふうば)とは、漫画「ドラゴンボール」及びそのアニメシリーズに登場する技である。
概要
亀仙人、鶴仙人の師匠にあたる武泰斗が開発し、相手を容器(電子ジャー、瓶など)に封じ込める技だが、使用者の命を落とす危険もある。
相手を捕らえた上でツボに入れ、「大魔王封じ」と書かれた札を貼ることで封印が成立する。(瓶の場合は瓶に最初からこの文字が書かれているため、札を貼る必要がない。)
使用された場面
原作
- 武泰斗がかつてこの技でピッコロ大魔王を電子ジャーに封印したことが亀仙人の口から語られる。しかし、ピラフ一味が封印を解いてしまった模様。
- 亀仙人がピッコロ大魔王に対して使用し、電子ジャーへの再封印を試みたが、封印に失敗し命を落とす。(後に神龍によって蘇生。)
- 天津飯も魔封波を会得するために修行で何度も使用。原作では電子ジャーが割れていたために使用できなかったが、アニメでは使用。しかし部下のドラムが庇い、ピッコロ大魔王の封印に失敗した。
- 第23回天下一武道会でシェン(神様)がピッコロに対して使用。しかしピッコロが魔封波を返し、逆に神様が瓶の中に封印されてしまう。そのままピッコロはその瓶を飲み込んでしまうのだが、悟空がピッコロとの決勝戦で巨大化したピッコロをわざと挑発し更に巨大化させたことで、体内に簡単に入れるサイズになり、瓶を回収することに成功。その瓶を悟空が天津飯に投げたことで、それを受け取った天津飯によって神様は封印を解かれた。(ピッコロは普通に試合で悟空が倒した。)
ドラゴンボール超
ドラゴンボール超の未来トランクス編で悟空とベジータがゴクウブラックとザマスの倒し方で悩んでいる時にピッコロから提案される。ピッコロが教える前に悟空は亀仙人のところに行き、ウミガメに対して何度も使用。朝になる頃に会得した。ところが…
アニメ版
- 悟空とベジータが未来に来た直後にタイムマシンを破壊されてしまう。タイムマシンに瓶を置いていたために瓶も破壊されてしまい、トランクスが何とか修理する。悟空とベジータがブラックと戦っている頃、トランクスはブルマから動画を見た上で即興的に覚える。そして襲い掛かってきたザマスを封じ込めるのに成功したが、肝心の札をカメハウスに置き忘れていたために封印することが出来ず、すぐに脱出されてしまう。
- 力の大会では亀仙人が使用。第4宇宙のダーコリを瓶に封印し、武舞台から放り投げて勝利した。その後第6宇宙のフロストに使用したが、これは失敗に終わる。さらにベジータと交戦していた第6宇宙のオッタ・マゲッタに対しこの日3度目の魔封波を使うが、割って入ったフロストに魔封波返しを使われ、逆にベジータが封印されてしまう。気弾で瓶を破壊したことでベジータは脱出できたが、3度も使ったためかなり疲弊し、武舞台から落ちリタイアとなった。
なお、力の大会は武器の使用が禁止されているが、小瓶については全王の判断でお咎めなしとなった。
漫画版
- とよたろう氏がVジャンプで連載している漫画版のドラゴンボール超では、タイムマシンを破壊されないために未来トランクスにカプセルに戻すように指示。そして、悟空本人が魔封波を実行する。
- 魔封波失敗の理由が札とキャバクラの割引券を間違えて持ってきてしまったという形に変更されている。確認しなかった悟空も悟空だが、間違うような場所に割引券を置いておく亀仙人も亀仙人であるため、悟空のミスという一面が軽減されている。
その他
関連動画
関連項目
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