概要
篠栗線・筑豊本線の電化に際して815系をベースに前面などを変更して製造された。2両または3両編成でワンマン対応。
2001年10月6日に篠栗線・筑豊本線(福北ゆたか線)と長崎本線・佐世保線にてデビュー。その後増備され0番台が九州各地で活躍している。その後も増備されると基本として福北ゆたか線運用に新車が入り、以前から配備されていた車両が他所に転属するパターンを繰り返している。
番台
0番台
2001年に登場した番台。直方に19本、長崎に12本が配属された。1000番台以降が増備されてからはV001編成を除き直方から各地へ転属し、その後V001編成も熊本へ転属した。
1000番台
2003年から2005年に製造された。全14本。将来の中間車増結に対応する為に主変圧器の変更などが行われている。
1100番台
2007年に登場。813系1100番台同様に行き先表示を大型化している。現在4編成存在する。
2000番台
2012年3月17日のダイヤ改正で福北ゆたか線に導入された2両編成のロングシート車。7編成が導入された。
3000番台
2012年3月17日のダイヤ改正で鹿児島本線・福北ゆたか線に導入された3両編成のロングシート車。11編成が導入された。
ロングシート化
2021年より一部車両でロングシート化改造が進められている。これは既存の座席を横向きに固定したもので、同じく詰め込み仕様へと改造されている813系と異なり座席数は減少していない(ただし補助椅子は使用できない)。工事を受けた車両は原番号に+500される。直方車は2022年に工事が完了し、熊本・佐世保・鹿児島車にも波及している。
これとは別に、ワンマン運転の効率化のため車外カメラの設置工事も進められている(改番なし)。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
JR九州の近郊形電車 |
811系─813系─815系─817系─BEC819系─821系 |
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