Chrono Diverとは、beatmaniaIIDX22 PENDUALに登場した楽曲群である。
概要
beatmaniaIIDX22 PENDUALのテーマである「時間」をテーマとした楽曲群。今作におけるテーマ曲となる存在。IIDXのサウンドディレクターであるL.E.D.と猫叉Masterによって手がけられている。
この楽曲群は3曲から成り、うち2曲はゲーム内の時空バージョンによって入れ替わりで登場する。
fragment、NORNIRの2曲についてはイベント「-伝説錬金- PENDUAL TALISMAN」にて、より強化されたLEGGENDARIA譜面が追加された。選曲の際にはSPADA†Leggendaria楽曲同様、通常とは別に『†』のついた楽曲として個別に存在している。
chrono diver -fragment-
| ジャンル | HEALING DRUM'N'BASS | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| アーティスト | 猫叉Master feat.三澤 秋 | |||||
| BPM | 185 | |||||
| 難易度 | BEGINNER | NORMAL | HYPER | ANOTHER | LEGGENDARIA | |
| SP | - | 3 | 6 | 9 | 10 | |
| DP | - | 3 | 6 | 9 | 10 | |
IIDXの時空バージョンが現代(PRESENT)状態の時にのみ選曲可能。作曲は猫叉Master。透き通るピアノやシンセストリングスと、pop'n musicシリーズで「時守唄」で参加した三澤 秋によるヴォーカルが印象的な神秘さと透明感のある楽曲となっている。
難易度は抑えめ。ANOTHER譜面は8分音符の同時押しが中心の譜面構成となっておりスコアが出しやすいがイントロとアウトロはハマりに注意。
ムービーは真っ白な空間に浮かぶ振り子や時計のパーツをバックに天土、セリカ、エリカが浮かび上がる。
CHRONO DIVER -NORNIR-
| ジャンル | CYBER DRUM & BASS | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| アーティスト | L.E.D. | |||||
| BPM | 185 | |||||
| 難易度 | BEGINNER | NORMAL | HYPER | ANOTHER | LEGGENDARIA | |
| SP | - | 5 | 9 | 11 | 12 | |
| DP | - | 5 | 9 | 11 | 12 | |
IIDXの時空バージョンが未来(FUTURE)状態の時にのみ選曲可能。作曲はL.E.D.。激しいドラムフレーズ、太く響くベースと、明るいメロディフレーズの対比が特徴的。ベースがドラムステップのように強く振動しながらベースラインを描くところが印象的なハードなドラムンベースである。
まさにL.E.D.と言わんばかりの物量譜面であり、ANOTHER譜面はノーツ数が1500を超えている。体力切れに注意。LEGGENDARIAではさらに物量が増し、2000ノーツ前後捌ける体力が必要になってくる。
ムービーは紫色の亜空間に浮かぶ振り子、時計のパーツをバックに天土、緋浮美、彩葉が現れる。
Chrono Diver -PENDULUMs-
| ジャンル | CHRONO BREAKS | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アーティスト | 猫叉L.E.D.Master＋ | |||||||
| BPM | 196 | |||||||
| 難易度 | beatmania IIDX | SOUND VOLTEX | ||||||
| NORMAL | HYPER | ANOTHER | NOVICE | ADVANCED | EXHAUST | GRAVITY | ||
| SP | 7(722) | 11(1422) | 12(2222) | 7 | 14 | 17 | 19 | |
| DP | 7(722) | 11(1422) | 12(2222) | |||||
| ジャケット | NAGI | |||||||
| エフェクト | 時間軸を超越する者～PH～- | |||||||
The 4th KONAMI Arcade Championship(KAC4th)のIIDX部門の決勝戦で初登場。
KAC4thの決勝戦は予めファイナリスト3名が選曲した曲と、大会当日に発表される課題曲の計4曲をEXPERTコースで通してプレイしスコアを競うルールであり、その課題曲として初めてお披露目されたのがこの曲である。
私立BEMANI学園の「GAIA」以来となるIIDXのサウンドディレクター2人の合作。荒れ狂いながらも綺麗な音色を奏でるピアノとエモーショナルなメロディラインを奏でるシンセが心を揺さぶる一曲。その曲調はまるでラスボス戦のような壮大なものとなっており、KACの最終決戦を印象付けた。
KACの決勝戦向けに作られたというだけあって難易度は苛烈を極める。ANOTHER譜面は196BPMの中で荒れ狂うピアノとシンセをそのまま譜面化したようなものとなっている。序盤から軸押しが登場し、中盤には嘆きの樹を彷彿とさせるデニム地帯、その後に縦連が混ざるハネリズム地帯があり、終盤には二重階段や対称配置が大量に存在する。これらを捌ききるのは至難の業。配置等から次作において皆伝曲目入りを予想する声が上がっているが、これでも出場したファイナリストに初見正規譜面プレイでAAAが出されているのだから驚きである。
HYPER譜面も、階段配置や叩きにくい縦連配置が存在し、HARD以上になると灰譜面の☆11としては強め。
次作copulaではこのHYPER譜面がSP九段2曲目に就任。SP九段にHYPER譜面が採用されるのはIIDX REDの蠍火(H)以来、実に12作ぶり(11年ぶり)の事である。
またIIDXの22作目になぞらえてか全譜面ノーツ数の末尾2桁が22になっており、ANOTHER譜面に至っては2222ノーツとなっている。
ムービーは幻想的な画風でストーリー性のあるものとなっており意味深なカットが多数存在する。ピンク色の髪の少女2人と、白い少女、白い少女に優しく接する祖母(？)、少女二人の片方の成人した姿などが確認できる。
EXPERTモードで当時の選曲を再現したコース「KAC FINAL」に挑戦し、ゲージを溜めることで選曲画面に常駐させることができた。
2018年6月14日にはPOLICY BREAKでSOUND VOLTEXに移植された。
難易度は後から追加された譜面を除くと移植曲としては初となるMXMLv19。こちらも本家同様に鍵盤の割合が高く、見た目以上の物量と複雑さで殺しにかかる譜面。
また、曲の終わり際で針の音に合わせてレーンが揺れる演出がある。
EXHの難易度は17。サビの後半で階段と直角を素早く処理する事が求められたりするが、これといった難所はそこくらいで、17の中では優しい方。17入門にはうってつけだと思われる（編集者個人の感想）。
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