THE SECOND 〜漫才トーナメント〜単語


ニコニコ動画でTHE SECOND…の動画を見に行く
ザセカンドマンザイトーナメント
1.9千文字の記事
  • 1
  • 0pt
掲示板へ

THE SECOND 〜漫才トーナメント〜とは、2023年よりフジテレビで開催されているお笑いコンテストである。

概要

M-1ラストイヤーを迎えてもなお優勝できず、ブレイクのきっかけを掴めないコンビのための「セカンドチャンス」をコンセプトに創設された新たな漫才コンテストいつまでも芽が出ないコンビを辞めさせるためにM-1を創設した島田紳助の意向にっ向から反すると思うが

大会の流れ

出場資格は「的賞レース優勝経験のない結成16年以上のコンビ」である。ここでいう「全的賞レース」とは、「M-1グランプリ」と「THE MANZAI」、第2回以降はそれに加えて本大会のみを意味しており、R-1KOCなどの漫才以外を含むお笑いコンテストでの優勝者は出場資格が存在する。ただしプロ芸人でなければならず、ピン芸人同士の即席コンビも認められない。

まず予選で32組までに絞り込み、そこからトーナメントで勝ち抜いた8組がグランリファイナルに進出。審は一般観客100人が1~3点で採点し、その合計が高い方が勝者となる。同点の場合は3点を付けた人数が多い方を勝者とする。また準決勝以降は、点数が高い方が先攻・後攻を選択できる。

グランリファイナルは地上波生放送される。
会は東野幸治フジテレビアナウンサーの宮愛海。第1回のみアンバサダーとして松本人志、第2回以降はハイパーゼネラルマネージャーとして有田哲平スペシャルサポーターとして博多華丸・大吉が出演する。よくわからない肩書きがついてはいるが要は解説者・見届け人のようなものである。

大会結果一覧

第1回(2023年)

優勝ギャロップ、準優勝マシンガンズ。

準決勝第2試合ギャロップVS囲碁将棋戦は両者大会最高得点である284点で並び、3点を付けた人数が86-84でギャロップ勝利するという、「事実上の決勝戦」とも言える名勝負となった。また、準決勝第1試合ではマシンガンズも同得点(3点を付けたのは85人)というハイレベルな戦いであった。

しかし決勝でマシンガンズは「まさか決勝行けると思っていなかったのでネタ用意していなかった」というネタにより、大会最低得点となる246点を出して優勝を逃すという「ロッチ現象」が発生した。

出場者 得点
1回戦 準決勝 決勝
金属バット 269 284 246
マシンガン 271
スピードワゴン 257 256
三四郎 278
ギャロップ 277 284
(86人)
276
テンラー 272
超新塾 255 284
(84人)
囲碁将棋 276

第2回(2024年)

優勝はガクテンソク、準優勝ザ・パンチ

芸人も増加し、前年以上の混戦となった第2回。
一の連続出場となった金属バットは、第1試合で高得点を獲得するも準決勝では失速。ザ・パンチM-1出場時とは全く異なる芸を見せ順調に勝ち進むが、やはり3本連続でネタを披露するシステムとなり、決勝では前年のマシンガンズを下回る243点を叩き出してしまう。

そんな中ガクテンソクは会場の空気に合わせて柔軟にネタを変える戦略をとり、安定して高得点マーク。決勝では大会史上最高得点となる294点を記録し、見事優勝を果たした。

出場者 得点
1回戦 準決勝 決勝
ハンジロウ 271 273 294
金属バット 291
ラフ次元 255 283
ガクテンソク 288
ななまがり 268 264 243
タモンズ 269
タイムマシーン3号 273 278
ザ・パンチ 284

第3回(2025年)

優勝はツートライブ、準優勝囲碁将棋

初戦からツートライブがグランリファイナルにおける史上最高得点叩き出すと、続くはりけ~んず、囲碁将棋も高得点記録するハイレベルな戦いが繰り広げられる。一の3年連続出場者である金属バットVS芸歴54年の最年長コンビであるザ・ぼんちという注カードでは、わずか2点の差が勝敗を分ける接戦となった。

最終的には初戦の勢いを保ち続けたツートライブが優勝。決勝のネタ順が後攻であったことから、前年優勝者のガクテンソク奥田には「ツートライブの漫才で始まりツートライブの漫才で終わる大会」と評された博多華丸からは「ツートライブの前にガクテンソクが漫才をやっている」とツッコまれたが[1]

出場者 得点
1回戦 準決勝 決勝
ツートライ 295 288 287
モンスターエンジン 278
マシンガン 277 275
はりけ~んず 288
囲碁将棋 294 285 279
吉田たち 283
金属バット 289 283
ザ・ぼんち 287

関連項目

脚注

  1. *本戦開始前に前年優勝者がネタを披露する番組構成であるため。

【スポンサーリンク】

  • 1
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

ニコニコ大百科 (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: 廉架
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

THE SECOND 〜漫才トーナメント〜

1 ななしのよっしん
2024/03/01(金) 16:55:37 ID: 41N0uLn1t5
アンバサダー松本人志アレでそので去年いいとこまで行ったスピードワゴンも活動休止
今回予選残ったプラスマイナスドタキャン的解散で急遽代役を選ばないといけないととことん恵まれてないな
👍
高評価
0
👎
低評価
0
2 ななしのよっしん
2024/05/07(火) 13:58:52 ID: VPPtMY7kKj
ぼんち師匠カッコよかった。浅草師匠(とは名ばかりの訳分からんヤツら)も出場したら?
👍
高評価
0
👎
低評価
4
3 ななしのよっしん
2024/05/19(日) 01:43:01 ID: ohpaXmz4z0
ガクテンソクが三本ともめっちゃ面くて驚きだったな
👍
高評価
3
👎
低評価
0
4 ななしのよっしん
2024/11/08(金) 08:54:48 ID: ziwl0Y79Zd
>>2浅草で活動してる心は予選トーナメントに出てたな。しかもジャルジャルに勝つというジャイアントキリングを起こした。
👍
高評価
2
👎
低評価
0
5 ななしのよっしん
2025/02/14(金) 23:21:34 ID: KJ6/oLZl8q
>>1
今年は今年で
中居問題でフジテレビCM見合わせ続出
「セカおじ」こと令和ロマンくるま&エントリーしてたダイタク大がオンラインカジノ関連で事情聴取
とまたしても大会にを差す話が出てきたのがなんとも残念すぎる
👍
高評価
1
👎
低評価
0
6 ななしのよっしん
2025/05/02(金) 21:06:04 ID: KJ6/oLZl8q
>>4で『残念』と書いてしまったが、グランリファイナルの金属バットvsザ・ぼんちというとんでもない顔合わせが実現したおかげで、それまでの懸念が一気に吹っ飛んだ
👍
高評価
0
👎
低評価
0
7 ななしのよっしん
2025/05/16(金) 17:23:19 ID: vuZ01i8Du2
第一回のマシンガンズは(太田プロびいきなのもあるけど)本当に面かったし、なんなら一番THE SECONDストーリーを体現してて感動した

果たして今回はどうなるだろうか……「ガチ優勝してるな」感が出てればマジ優勝もありえそうだけど、もし2人が調子に乗りすぎてたらあっけなく終わってしまいそう

がんばってほしい
👍
高評価
0
👎
低評価
0
8 ななしのよっしん
2025/07/21(月) 19:19:42 ID: wWjIAIxBal
最初はどうなることかと思ったけど、なんかベテランが質の高い漫才を披露する大会として順調に固まりつつあるな
👍
高評価
0
👎
低評価
0
9 ななしのよっしん
2025/08/17(日) 13:28:18 ID: vuZ01i8Du2
マシンガンズはかかり過ぎてしまったか……

視聴率が発表されていないのは少し不安 
でも今年はの周囲で去年まで見てなかった人が今年初めてザセカンド観てたりしたし、上がってると信じたい
👍
高評価
0
👎
低評価
0

ニコニコニューストピックス