レソト王国、通称レソトは、アフリカ南部に位置する立憲君主制国家である。
概要
面積:30355km²
人口:2142000人(2020年度調査)
首都:マセル
公用語:英語、ソト語
レソト王国とは「ソト族の国」という意味。
南アフリカの中に存在する世界最南の内陸国で、国境にそびえるドラケンスバーグ山脈に囲まれていることから“アフリカのスイス”や“天空の王国”の異名を取る。
1966年にイギリスから独立しイギリス連邦に加盟している。
イギリスの保護領だった時代はバストランド保護領と呼ばれていたが独立と同時に改称した。
国旗は2006年に独立40周年を記念して制定された。青は空と雨を白は平和、緑は恵み豊かな国土と繁栄を表し、中央には伝統的なバソト人の帽子が象徴として描かれている。
国章のサポーターはポニーで、青いワニが描かれた伝統的な戦闘用の盾を支えている。台座は建国の地を表している。標語リボンはソト語で「平和、雨、繁栄」。
国土の四分の一が低地であり、その地帯の平均気温は夏が21℃、冬が7℃。
高地のためアフリカながら冬になると降雪する。このためバソトブランケットという毛布が伝統衣装となっている。
レツェン鉱山はその高い標高と稀に質の高いダイヤモンドが採れる鉱山として注目を集めている。
マロティ=ドラケンスバーグ公園という、南アフリカ共和国のウクハランバ・ドラケンスバーグ公園およびレソトのセサバテーベ国立公園を合わせた国立公園は、両国の共同で世界複合遺産に登録されている。これがレソトにとって初めての世界遺産である。
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関連項目
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