コーカサスマンとは、漫画『キン肉マン』に登場するキャラクターである。
超人の神の一人“修練の神”。
数億年前に超人たちが暴虐を働いていた時代に超人たちを抹殺する案に同意し、現代に至って派閥のリーダー“調和の神”らと共に地上に下天した「超神」の一人。
口癖は「ペギペギ」。一人称は「余」で、相手を「おぬし」と呼ぶ。
カブトムシのような形状の鎧を身に着けており、その風貌と口調が相まって戦国武者のようなイメージを漂わせる。
マンモスマンの強さには感心するそぶりを見せ、“憤怒の神”バイコーンの敗戦を聞いても「それでこそ下天してきた甲斐があるというもの」と鷹揚な態度を見せるが、その心情はやはり超人を見下したうえでの事のようである。
調和の神が特に信頼を寄せている超神の一人であり、ランペイジマンとは盟友の間柄。
ソ連(現トルクメニスタン)のダルヴァザにある天然ガス採掘事故によってできた地形「地獄の門」に作られたリングでマンモスマンと対戦。
マンモスマンのビッグ・タスクを兜の角で弾き返し、ノーズ・フェンシングを鎧で受け止めて平然とする強固な防御力を見せつける。しかしパワフル・ノーズに捕まり、宙に放り投げられてアイス・ロック・ジャイロを受けてしまう。これは氷の中から力尽くで脱出。リングに戻り、凄まじいパワーの肉弾戦や、角と牙を打ち合わせる互角の激闘を繰り広げる。
ビッグ・タスク・ドリルを受けても鎧は無傷であったがロープに押し込まれてしまい、再びリング外に放り出されるが、ガサガサと音を立ててカブトムシのように鉄柱を伝って戻ってくる。さっき空飛んで戻って来たよねこいつ。
そして「ムーンサルトクエルノ」でこの試合初の有効打を与えるが、マンモスマンもそれだけではひるまない。
ここでコーカサスマンは自身の持つ三本の角と、マンモスマンの牙と鼻との激突を提案。挑戦を受けたマンモスマンと真っ向からぶつかり合い、マンモスマンの鼻の中に角を突き刺して「ビッグクエルノタービン」で吹き飛ばす。さらに冷静さを失ったマンモスマンを圧倒し、必殺技「エクストリームクエルノ」を決める。友情パワーを発揮して立ち上がってきたマンモスマンをなおもねじ伏せるが、パワーに加えてテクニックも使い始めたマンモスマンに押され始める。それでもなお自身の方が自力は上だとザ・マンにも宣言するが、クエルノブレードを二本折られ、さらに変形してきた鎧に「サンクション・ノーズ・フェンシング」を受けて敗北。
自身に勝利したマンモスマン、ひいては超人たちを賞賛し、ザ・マンが至った心境に同感。「消え去るべきは神の方だ」と覚悟を決め、燃え盛る「地獄の門」に身を投じた。
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最終更新:2024/05/15(水) 11:00
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