ちぐはぐラバーズとは (チグハグラバーズとは) [単語記事]

『ちぐはぐラバーズ』とは、週刊少年チャンピオンで連載されていた漫画作品である。

作者は『七つの大罪(漫画)』の鈴木央。コミックスは全2巻。

概要

2011年20号・21号に読切掲載後、2012年 15号〜30号にて短期集中連載。
ネットで時折話題となる、「平成以降唯一、週刊少年漫画雑誌4つ全てで連載したことがある」鈴木央が週刊少年チャンピオンで連載した作品がコレ。

スポーツものとラブコメのハーフ&ハーフという作風と説明しており、スポーツ漫画としては恋愛要素多めで、ラブコメとしてはアツい展開と必殺技多め。

あらすじ

捨て子の少年、天原無心は、自分を拾った天原爽に恋をしていたが、姉である爽に恋心を抱く自分は変態じゃないかと思い、爽には思いを打ち明けられずにいた。

そんなある日、無心は見知らぬ金髪美女のモルガンを守るために身体を張ったところ、モルガンに惚れられてしまう。この出来事がきっかけに、無心と爽はトラブルに巻き込まれていく。

登場人物

天原無心: 主人公。ツンツン頭が特徴の小さな中学3年生。一人称は「小生」。; 天原剣道場で育てられるも、小さな体格と雑念だらけの思考で剣道は弱く、爽に守られる日々を過ごしていた。; 本気になると、竹刀に雷を帯びさせ超速で相手を叩きのめす「閃雷の太刀」が使えるようになる。
天原爽さやか: ヒロイン。クールな黒髪ストレートの17歳で、無心の姉。; 「朧月の太刀」を扱う道場最強の剣士。だけど料理は苦手。; ぽわぽわした性格の無心をいつも気にかけているが、その内心は無心を溺愛しており、無心より思考はちょいエロめ。
土門千春: 無心のクラスメイト。無心の可愛さに惚れており、女の子らしい積極的なアプローチを行う。; 兄の海とは仲が悪いが息は合っている。
土門海: 千春の兄。成績優秀スポーツ万能、頼り甲斐のある爽やかメガネ君だが、結構スケベなのが玉にキズ。; 幼馴染みの爽との結婚を目論んでいる。
モルガン・ウィンチェスター: アヴァロン学園の生徒会長。目元がセクシーな金髪巨乳。; アヴァロン学園剣道部の実力者「アヴァロンの騎士」を生徒会役員として従わせているが、その剣術はアヴァロンの騎士の誰よりも強い。; 無心を「理想の騎士」として自分のものにしようと企む。
ガラハド・サンダー: アヴァロンの騎士の一人。; 戦闘狂で、自分を負かしたモルガンを倒すためにアヴァロンの騎士となったツンデレ。「三拍子で」「区切る」「話し方」をする。
モルドレッド・ライト: アヴァロンの騎士の一人。; 家系から幼い頃よりモルガンに支えている美少年。モルガンが狙う無心に嫉妬している。ちょっとだけ日本語がヘタ。
ガレス・ドーノック: アヴァロンの騎士の一人。; いつもゲームをして遊んでおり、ヘラヘラした態度をとるが、モルドレッドとは違う形でモルガンのために行動する。
ボールス・バーンマス: アヴァロンの騎士の一人。; 筋骨隆々のオネエキャラであり、恋愛対象としては海を狙っているが、男らしさではモルガンに惚れている。
バリン・フェニックス: アヴァロンの騎士の一人。; モルガンの剣友的存在で、二刀流の使い手。クエスター・フェニックスの息子。東北弁訛りで話すが、教えたのは…？