アイちゃん(仮面ライダーゼロワン)とは、特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』に登場する人物(?)である。CVはM・A・O。
今まで歩んできた壮絶な人生が偽の記憶だと知らされた不破諌のもとに、実の両親が生きている事が知らされる。自分からの連絡が無い事で両親が心配しているのでは?と考えるも、会いに行く決心がつかない。そこで占い師型ヒューマギア・東品川の母の力を借りるも、「家族の事は忘れた方が良い」とバッサリ切り捨てられ、心のモヤモヤは晴れなかった。そんな不破の様子を見た飛電或人は新たなヒューマギアの構想を思いつき、博士型ヒューマギア・ボットによって製作された。
その製作品こそ、友達型AIのアイちゃんであった。飛電製作所創設以来、初めて誕生した商品でもある。
アイちゃんには製作所オリジナルの人工知能が搭載されており、対象に気さくに話しかけて会話を促す。見た目は四角い小型のデバイスであり、持ち運びも可能。或人が考える新たなAIの在り方を具現化したもので、ヒューマギアとは違う異色の存在である。その運用コンセプトは「人間のそばにいて、話を聞いてくれる」。話を聞くだけでなく、悩みの解決策や解答も提示してくれる。是非プレバンで販売して貰いたい。
或人からアイちゃんを手渡され、半信半疑のまま会話をする諌。しかし何度も言葉を交わしているうちに諌の心は軟化し、いつしか信頼するようになっていた。その後、アークゼロにボコボコにされ、病院送りになった刃唯阿のもとを訪れ、話し相手としてアイちゃんを渡した。第37話「ソレはダレにも止められない」では諌に謝りたいという彼女の心の悩みを聞いた。そしてギグシャクしながらも諌に謝罪の言葉を言い、見事二人の関係を修復してみせた。
第38話「ボクは1000%キミの友だち」で、或人のもとへと返却された。その直後、或人は福添准副社長に呼び出され、アイちゃんもポケットに入れられる形で飛電インテリジェンスのラボに移動。そこでは天津垓が変身によるパワハラ行為に出て戦闘になる。その際にアイちゃんが床に落下。回収されないまま、敗北して呆然とする天津に話しかける。AIを敵視している天津から冷たくされるも、健気に話しかけ続けた事で彼に封印した過去の出来事を語らせた。彼女の献身的な態度と、衛星ゼアが構築した思い出の犬型ロボットによって、ついに天津を改心させる事に成功。アークゼロに押され絶体絶命のゼロワンのもとにサウザーが加勢し、或人の命を救った。
第39話からしばらく出番が無かったが、第44話「オマエを止められるのはただひとり」で再登場。ヒューマギアによる暴動が各地で発生し、その一部が飛電インテリジェンスに雪崩れ込んだ。この緊急時に社長の或人は不在で、福添准副社長が矢面に立たなければならなかった。この大任に臨む副社長の背中を押したのが、アイちゃんであった。アイちゃんに励まされ、覚悟を決めた副社長は暴徒化ヒューマギアの前でひたすら重圧に耐え続けた。最終回では危害を加えられそうになるも、ヒューマギアを信じて踏みとどまった。
ちなみにアイちゃんの出番は第44話で最後だった。その後、アイちゃんが商品化されたかどうかは不明。製造元の飛電製作所がアークの襲撃で爆破されているため、絶望的だろう…。
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最終更新:2025/12/13(土) 08:00
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