オズワルドとは、SNKの格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS(KOF)』シリーズの登場キャラクターである。『KOFXI』で初登場。
かつて名の知れた暗殺者であった老紳士。カード(トランプ)を刃物のように扱う暗殺術「カーネフェル」を操る。常に丁寧な物腰だが、勝利メッセージでは厳しく、皮肉めいた物言いも多い。
『XI』における「主人公チーム(アッシュ・クリムゾン、シェン・ウー、オズワルド)」の一員として初登場。既に引退した身であったがアッシュの誘いを受け、アッシュがポーカーに勝ったらKOFに参加し、負けた場合は報酬だけ受け取るという条件で承諾。勝負ではアッシュが開いた手札を見て負けを認めるが、実はオズワルドの手札が勝っており、自らの意思で現役復帰を決めている。
アッシュが約束した報酬は金銭だけではなくオズワルドが求める「竜丸」と呼ばれる薬の情報を含んでおり、同時にシェンには「とっておきの強い相手」を紹介することを約束していた。大会終了後、アッシュは竜丸がシェンに恨みを持つ上海の薬屋が持つ門外不出の薬であり、シェンを倒した者になら竜丸を譲ってもいいと条件を付けられていたことを明かす。シェンはアッシュにハメられたことに苦笑しながら承知し、チームメイト同士の殺し合いに発展した。
ストーリー上の続きとなる『XIII』ではシェンが一時期死亡説が流れたとされながらも一人だけ再登場し、ファンの間ではオズワルドの方に死亡説が囁かれる事となったが、『XIV』ではDLCとして追加参戦し無事に生存が確認された。シェンとの果し合いの結末は明らかにされていないが、竜丸についてはもう必要無くなったと語っている。
ハイデルンの傭兵部隊のデータベースに彼の情報があり、『XIV』で実際に対面したハイデルンは表舞台に現れたオズワルドに対して警戒と嫌悪を示している。極限流に対してはMr.KARATEの名前を引き合いに出して未熟さを皮肉るほか、ブルー・マリーの祖父である周防辰巳のことも知っているらしい。
『XI』の怒チームのストーリーでは認識票しか回収できずに戦死扱いとなった傭兵「ジム・オルドゲート」の葬儀が描かれているが、故人が好きだったというマグノリアの花言葉がオズワルドの大切なものである「信頼」であることが示されており、オズワルドとの関連を考察されることもある。
素性が殆ど明かされておらず謎の多い人物だが、当時ネット上で裏設定をズバリ言い当てている人がおりスタッフは驚いたらしい。一見すると紳士然としたスタイリッシュなデザインながら、モーションの一つ一つを見ると変な動きもあり、「怪しさ」も備えた一筋縄ではいかないキャラクターとなっている。
動作は大きいがリーチの長い打撃技を持ち、牽制や連続技、攻めのループ性に優れている。頭上に投げたカードが時間差で飛ぶ飛び道具の「Q」もセットプレイに有効。
トランプのスートの名前がついた4種類の必殺技「♠」「♦」「♣」「♥」はそれぞれ2回まで他のスート技に派生させることができ、♠と♦はさらに追加入力(『XIV』で♤、♢と名前が付いた)ができる。特に派生♣を当てると相手を強制ダウンさせてオズワルドがかなり先に動けるため、余裕を持って起き攻めができる。
派生版♥のヒット後は壁にバウンドした相手に追加技のA(エース)を決めることができ、相手が自分の頭上にいるタイミングでヒットすると追加攻撃(通称「スペキュレーション」)が発生し威力が上昇する。
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最終更新:2025/03/11(火) 21:00
最終更新:2025/03/11(火) 21:00
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