アッシュ・クリムゾン 単語


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アッシュクリムゾン

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アッシュ・クリムゾンAsh Crimson)とはSNK格闘ゲームザ・キング・オブ・ファイターズ」(以下KOFシリーズ登場人物である。

第10作「KOF2003」で初登場。「KOF2003」「KOFXI」「KOFXIII」は彼を主人公とする「アッシュ編」三部作である。

CV長代聡之介

概要

身長178cm、体重58kgという華奢な体に、趣味ネイルアートで甘い物好きという乙女チック少年。常に人を食ったような態度を崩さず、皮を並べながら思惑を隠して周囲を振り回す厄介な性格。

オロチとは別の地球意志に従う種族「けし彼の地より出ずる者たち」と対立すべき立場にあるが、「使命なんて忘れた」と宣い彼らと別れて行動している(プレイヤーキャラとして登場するかつての仲間幼馴染エリザベート・ブラントルシュのみ)。「2003」では神楽ちづる、「XI」では八神庵力を奪うなど、不敵での多いキャラクター

とも、とも異なり、色の炎を操る。
の力を奪った際は一時的にい炎も使えるようになったが、実は本来の神器の力(い炎)に加えてオロチの力まで取り込んだだった。

「魅力ある悪役」をコンセプトデザインされており、公式に「男子かといえばそうではない」と言われている。性格、行動についても主人公らしさを意図的に外してアンチヒーロー的に描かれている。の強いキャラクターながら初登場時からプレイヤー人気は高く、2004年の第五回アルカディア大賞では読者投票によるベストキャラクター賞を受賞した。キャラクター制作の妙である。

XI」までのドットではその特徴が伝わりきらず、制作部の忘年会で「キモさが足りない」とダメ出しを食らっていた。ドットが全て新調され美麗になった「KOFXII」ではモーションが大幅に変更されている。一方でイラストについては「XI」まではわりと本気でキモかったのだが、「XII」以降は幼さを強調するような描き方になり結構可げがある。

ストーリーの都合で「KOFXIV」では参戦が途切れたが、「KOFXV」では晴れて再登場を果たし、歴代主人公4人がい踏みすることとなった。

技名はフランス革命にちなんだものが多い。

正体

ネタバレ注意(クリックで展開)

実は「けし彼の地より出ずる者たち」の首である斎祀サイキ)の末裔であり、彼らに協力するふりをしながら自らの手で始末する機会をっていた。

XIII」ではついにサイキの不意をついて致命傷を与えたが、体を乗っ取られてしまい、「血の螺旋に狂うアッシュ」に変貌。人類の前に最後の敵として立ちはだかる。エンディングでは時を渡るで自分たちの時代に戻り再起を図ろうとするサイキを「この世界のことが気に入っている」と拒絶。

が閉じたことでサイキは消滅するも、それは同時にサイキの子孫であるアッシュの消滅を意味していた。直後にタイムパラドックスが発生し、「初めから存在しなかった人間」になったアッシュは人々の記憶からも消え去った。アッシュは己の全てを犠牲にして世界を守ったのだ。

KOFXIV」では負の集合体である「ウェイカム」の活動によって死者が現象が発生し、エンディングではアッシュも現世にエリザベート(彼女だけはアッシュを覚えていることが示唆されていた)に発見された。

KOFXV」ではエリザベートと共に自身の復活に協力したククリへの義理として、3人でチームを組み事態の元を倒すために共闘する。人々からアッシュ記憶は戻らないまま「初出場」として扱われているが、エリザベートの他、かつてのチームメイトデュオロンシェン・ウーも記憶を取り戻し事に再会を果たした。

キャラ性能

所謂タメキャラであり、隙の少ない飛び道具ヴァントーズ」と無敵ソバット「ニヴォース」の二本柱で戦うという正統派ガイルキャラクター

逆にいえば初登場が2003年という較的現代的な格ゲーである部類としてはしいほど堅実なキャラクターであり、のない使い味や、各必殺技が心強い辺りに主人公的な「バランスの良さ」が表現されていると言える。

正統派ガイル系というだけあって、自分から仕掛けない戦法こそ王道の所謂「待ち」タイプキャラクター。その分、打撃力と言う面では低めに設定されており、自分から仕掛けるのは苦手。この点は攻めやコンボに重きを置いたKOF過去作の主人公ライバルキャラクターとしてはしい。

はこのまま、タイムアップでもいいんだが」
……というセリフが聞こえてきそうな小憎らしい戦法主軸となるデザイはスタッフの意図であり、公式側も『自分の展開を良くする技をいっぱい持っているんです』『相手を翻弄したい人向けのキャラクターです』とコメントしている。
(KOFXIIIのスタッフブログキャラ説明より)

KOF2003KOFXIまでは飛び道具ソバットの二本柱で、ファイティングポーズを取るグラフィックなど、まだそれほど嫌味があるデザインではなかった。

しかし、KOFXII以後では一転、設置飛び道具(いわいる機雷)である「ジェニー」の登場で間制圧力が大幅に向上。相手に理な攻めを強要したり、それを嫌ってガードを固めた相手に図々しい攻めを開始したりといったスタイルに磨きが掛った。気だるそうに構えしのグラフィックも掴みどころなく、相手を小馬鹿にしたような彼の性格がよりわかりやすいものとなった。

また、シリーズの前作で奪った神器の力をコントロールし、戦闘に反映している。KOF2003の後になるKOFXIでは神楽ちづる力により、敵の必殺技を一定時間封印する「ジェルナール」、そしてKOFXIの後になるKOFXIIIでは八神庵力により、敵を掴みあげ、い炎で焼き尽くす「フリュティドール」が実装されている。

KOFXI以降は数カウントの間自身を強化する超必殺技「サン・キュロット」を連続技に組み込む通称「サンキュロコンボ」が可になった。見栄えと実用性を兼ねえたアッシュの切り札となるが、これの難易度が高いため性100%引き出そうと思うと敷居が高いキャラでもある。

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