キメラドラゴンとは、『ゾイド』シリーズに登場するキメラ型汎用戦闘用ゾイドである。
カテゴリーはゾイドブロックスにあたり、つなげたブロックパーツを芯に、装甲や武装のパーツを組み合わせる事で完成し、他のブロックスとも組み合わせにより無限のバリエーションを作り出す事ができる。
シェルカーン、フライシザース、ディプロガンズ、デモンズヘッドに組み換えが可能。
キメラドラゴン CHIMERA DRAGON |
|
基本情報 | |
---|---|
型式 | なし |
所属 | ネオゼネバス帝国 |
モチーフ | キメラ型 |
スペック | |
全長 | 18.0 m |
全高 | 8.5 m |
重量 | 64.6 t |
最高速度 | MACH1.2 |
武装 | |
使用ブロック | |
ゾイドテンプレート |
マトリクスドラゴンに対抗すべく、ネオゼネバス帝国が開発したBZ-5シェルカーン、BZ-6フライシザース、BZ-7ディプロガンズ、BZ-8デモンズヘッドの4体がチェンジマイズ(ユニゾン)した機体。
デモンズヘッドの頭部をはじめ、他のキメラブロックスの主な武装で全身を構成しており、凄まじい格闘能力と高火力を両立させた完全な戦闘兵器で、さらにキメラブロックス特有のチェンジマイズ機構によってこれ以上の強化も可能となっている。
詳細は不明だが、必殺技としてヘルズゲートなる技を持っている。
なお、マトリクスドラゴンは有人機だが、このキメラドラゴンは無人ゾイドであり、軍事的な戦闘にはBZ‐11ロードゲイルやBZ‐14ディアントラーからの遠隔制御が必要になると推測される。
その戦闘力は巨大ゾイドにも対抗できるほどとなっているが、その高まった出力の反動でゾイドコアの寿命が極端に短くなっている。
ちなみに当初の設定ではキメラブロックス同士が自己進化による融合の末にこのキメラドラゴンに変化したという事になっている。
ゲーム版では有人用ゾイドとして登場している。
ネオゼネバス帝国が誕生したZAC2102年以降にロールアウトしたと思われる。
第二次中央大陸戦争においては元となる無人キメラブロックスゾイドが各地で運用されていたとあるが、このキメラドラゴン自体の活躍については描かれていない。
『ゾイドフューザーズ』のみ登場。
ラスターニの兄、レナートが成績が低迷していたチーム・ブラックインパクトの新オーナーとなり、ブレードライガーに代わる戦力として無人キメラゾイドを導入する。テストではフライシザース、シェルカーン、ディプロガンズ、デモンズヘッドのキメラゾイド4体で、相手の動きを正確に捕らえ、集中攻撃するという戦術AIを駆使し、ブレードライガーを撃破した。ラスターニはこの事に違和感を抱き、RDにキメラユニットの打倒を懇願した。
チーム・マッハストームとの試合ではこの4体がユニゾンし、キメラドラゴンとなる。戦術AIの無駄のない戦闘スタイルでライガーゼロファルコンとコマンドストライカーを苦しめるが、マッハストームのコンビネーション攻撃でシステムが制御不能になり暴走状態に陥ってしまう。
競技場の一部を破壊して脱走、止めようとしたコマンドストライカーを撃破した後、ブルーシティに向かおうとする。阻止に当たった治安局でも手に負えなかったが、ライガーゼロファルコンとの死闘の末に、AIの特性を逆手に取られ撃破された。この一件によりレナートはオーナーを降り、ラスターニに経営権が渡った。
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最終更新:2024/12/31(火) 02:00
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