キュリアとは『モンスターハンター』に登場する生物の様なモンスターの様な何かである。
以下、モンスターハンターライズ:サンブレイクのストーリーのネタバレを含みます。
初登場作品は『モンスターハンターライズ:サンブレイク』。
生物としての分類は現状明かされていない。別名は噛生虫(げっせいちゅう)。
遠目から見ると紅の妖光を纏った焔(ほむら)とも例えられる小さな飛翔体であり、集団で夜空を舞う姿は美しささえ感じさせる。
しかしその姿は小さくしたフルフルの口に無数の牙。羽と尾を付けた何とも言えない姿であり、言及した作中の登場人物の殆どから気味が悪いと言われている(その中には歴戦のハンターでもあるアルロー教官も含まれている)。
ハンターでは無いバハリが捕獲できる事から単独での戦闘能力は皆無だった筈なのだが……
サンブレイクのメインモンスター『メル・ゼナ』と共に登場するシーンが殆どであり、発売前は何らかの関係があると思われていた。
初登場は『王域三公』の一体であるガランゴルム討伐後、痕跡を調べていたハンターとフィオレーネに突如暴風が襲い、それが終息した後に上空を覆う様に現れて周囲に飛び去っていく。
最初こそバハリの方に注目が集まって気にされていなかったがバハリが討伐したガランゴルムを調べると小さな傷口が無数に確認、検出された成分に一致する成分はなかった。そこからガランゴルムが狂暴化した原因であると推測される。
再び出現した事が確認されると同時に現れたイソネミクニ亜種の対処をハンターがしている間にハバリが捕獲を試みる事となる。その間に噛生虫キュリアと命名されて、ここで正式名称が判明する。
そして無事に捕獲に成功、バハリは寝る間を惜しんでウキウキと調査を始める。
それから暫くして『王域三公』の一体であるルナガロンが捕捉されると同時に周囲にキュリアが出現、ハンターとフィオレーネがルナガロン討伐。並行して、新たなサンプルの採取をバハリが担当する事となった。
そして無事にルナガロンを討伐。帰路に入る中、バハリが何時の間にか合流して調査を勝手に始めるが、上空にキュリアが出現した事で中断となり、ハンターとフィオレーネが警戒する中、上空より『王域三公』の最後の一体メル・ゼナが強襲。
ハンターとフィオレーネがメル・ゼナと交戦しフィオレーネが傷を負い。その最中に討伐されたルナガロンの肉体をキュリアは貪り喰らい、頃合いを見計らったかの様に飛び去るメル・ゼナを追走する様にその場を去った。
その後の話し合いの中でメル・ゼナがキュリアを従えて『王域生物』を狂暴化させている事が判明するが同時に過去の記録と提督ガレアスの記憶の中には、メル・ゼナがキュリアを従えていなかったとの事、故に謎が深まる事となり、第一目的がキュリアの生態解明。第二目的がメル・ゼナの討伐となった。
後日ハンターが順調に狩猟を終えるとフィオレ―ネが突如倒れる事件が発生、その原因はメル・ゼナによる『毒』であると同時にフィオレーネの体内にキュリアの牙に含まれる成分が多量にある事が判明(モンスターの場合は血液に溶け込んでしまい検出されないが、対象が人間である場合は毒として残りそのまま増殖する性質がある)。
皮肉にもフィオレーネが毒に侵された事によってキュリアの毒は時間経過で一気に増加する性質がある事が判明しそれによってモンスターは狂暴化の原因が解明。今回の騒動の元凶の大本がキュリアである事が、そしてメル・ゼナはキュリアの毒を己の身体に満たす事で力とする事を可能として、互いに理がある関係性『共生関係』である事が発覚する。
倒れたフィオレーネを救う為にハバリは、過去に王国を蝕む疫病の薬を作り出した薬師であるタドリを探す事を依頼、タドリの知り合いであるカゲロウに尋ねた結果『密林』に向かっている事が分かり、ウツシ教官から28種類の入れ替え技を習得した後に調査の妨害をするライゼクスを討伐し無事にタドリを発見、事情を話して、エルガドに招き入れる事となる。
そして早速薬を作成する事になるが疫病を治す為に作成した薬で治せる、疫病と同じ種類の毒である事が明かされる。それで済む理由は現在のキュリアと昔のキュリアとは外見が全く異なり、メル・ゼナと共生関係になれなかった幼体のキュリアが人知れずに人を噛み、それが原因で疫病が発生した。詰まる所、フィオレーネの毒と疫病は同じ種類の毒だからであった。
しかし薬を使用するが年月を得てキュリアの毒が強力になっている為に、薬も強くする必然性が現れた結果、エスピナスの強力な毒が必要となりハンターが狩猟、タドリとバハリが毒を採取する事となり、それを完了。結果、想定の五百倍の量の毒を入手しタドリは薬の調合を始めた。
それから数日達、フィオレーネは無事に回復して現場に復帰、それと同時に共生関係にあるメル・ゼナが『城塞高地』に降り立った事が確認。ハンターとフィオレーネはメル・ゼナを狩猟する事となり、雪辱を果たす事となる。
宿虫を失ったキュリアは何処かに飛び去る事となり、生命力の配給源を失いそのまま全滅するとされていた。しかし目撃情報があり、メル・ゼナを失いながらも元気を維持する不気味な状態であると推測される。
報告を受けた後にシャガルマガラの狩猟を終えたハンターの頭上を過ぎるは数多のキュリア、現れたタドリが森の異常を察する最中に姿現すのは、キュリアに喰われるアンジャナフであり、そのまま打つ手なく命を吸い尽くされてしまう、禍々しい光景であった。命共々養分を吸い尽くす一線を越えた行動をする理由を推測するが目星が立つ事なく、時間が過ぎた後、キュリアが城塞高地に集まりだした事が判明、ハンターとフィオレーネ、タドリは調査に向かう事になるが……待ち受けていたのはキュリアの妖光が周囲を覆い。ルナガロン以外の生物が殆ど存在せず、骸が散乱し隠れ潜む命だけが生存している異様な光景であった。更にルナガロンの周りにはキュリアが飛び回り、ある程度、戦闘すると紅に染まる姿に変異、討伐すると元の色味に戻ると同時にキュリアがルナガロンから離れた。
討伐後、キャンプ地に集合した人々の上空を覆うは海面に向かい飛ぶキュリア。それを見たタドリは『帰巣本能』と断言、それを聞いてフィオレーネが何かを察した瞬間、発生する地響。その衝撃で崩れるは城塞高地の正反対の位置にある城、瞬く間に廃墟となった城の真下に空いた大穴より姿を見せる大型モンスターの元にキュリアが群がる姿を見せるが援護に現れた大型狩猟船の猛撃を受けてモンスターが大穴に押し返された事によってキュリアは地下に姿を消す事になる。
今回起きた事態によってキュリアの真の宿主が大穴より姿を見せたモンスターであると判明。そして冥淵龍(めいえんりゅう)ガイアデルムと名付けられ、ハンターとフィオレーネは王国の危機を救う為に『淵劫の奈落』に赴きガイアデルムの討伐に臨み、討伐を成し遂げる。
その結果、大半のキュリアは還るべき場所を失い地に堕ちる。されどもガイアデルムの内に潜んでいた1匹は空に羽ばたき何処かに向かう意味深長な場面が流れた。
真の宿主を失った事で全滅すると思われていたが、無理矢理関係を結んだ『傀異モンスター』。傀異を乗り越えた古龍を宿主とした『傀異克服古龍』とキュリアの脅威が過ぎ去る気配は一向に無く『傀異研究所』等人間側も対策しているが根絶の目途が立たないのが現状の模様であり、キュリアとの真の決着が果たされるか不明である。
掲示板
21 ななしのよっしん
2023/09/16(土) 17:38:19 ID: JIAvNPl282
熱帯林で最も凶悪な生物はトラでもピラニアでもなくグンタイアリみたいな感じの存在
22 ななしのよっしん
2023/09/22(金) 20:20:32 ID: joqcADzrsO
原初メルゼナってそのうちほっといたら怪異克服してキュリアは使役しなくなるんだろうか?
メルゼナだけずっとキュリアとベタベタな理由が知りたいわ
23 ななしのよっしん
2023/10/21(土) 07:17:29 ID: j6CJYfyF4Y
開示されたキュリアの設定見ると古龍の怪異克服は共存の成功ってよりはキュリアの持つウイルスに免疫系が反応してキュリアごと殺して体内で消化吸収という文字通りの克服が近そう
だからウイルスの影響を受けない体質(コウモリやネズミが沢山のウイルスを保菌してるような感じ)のガイアデルムとメル・ゼナが宿主候補として適していた感じか
キュリアの成体が1〜3mらしいからキュリアが成長してたらもっと悍ましい寄生が見れたかも
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最終更新:2024/12/05(木) 06:00
最終更新:2024/12/05(木) 05:00
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