グリムグリモア

グリムグリモアとは、2007年4月12日に発売されたPlayStation2用のゲームである。開発はヴァニラウェア、販売は日本一ソフトウェアが担当した。作曲はベイシスケイプ。メーカーが呼称するゲームジャンルは、魔法ファンタジーRTS（リアルタイムシミュレーションゲーム）。
魔法をテーマとしたタワーディフェンスゲーム型RTSとも言われる。
2022年7月28日（木）には、PS4 / NintendoSwitchにて『グリムグリモア OnceMore』が発売される。
こちらは初出のPS2版には出なかった要素として『大魔法』『スキルツリー』『ギャラリー機能』『グラフィックの高解像度化』『全キャラクターボイスを新規録り下ろし』がある。

概要

1997年にATLUSより発売されたセガサターン用のゲーム「プリンセスクラウン」の開発に深く携わった神谷盛治が2002年に設立した有限会社ヴァニラウェア。そのヴァニラウェアが本格的に開発を担当するゲームであるという事で、ほぼ同時期の発売となった同じくヴァニラウェアが開発を担当した「オーディンスフィア」と共に注目を集めた。

しかし、家庭用ゲームでは珍しいRTSというジャンルであるという事と、ゲームの演出が若干地味（戦闘パートのグラフィックが全ステージ通して大きな変化が無いなどが挙げられる）である事。さらには戦闘パートでは主人公らメインキャラクターが召還した精霊などを操作するだけなので、メインキャラクターが繰り広げるドラマと戦闘パートの繋がりがやや希薄なものとなった感は否めず、発売後に「プリンセスクラウン」のようなムーブメントを生む事は出来なかった。

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関連項目

• 日本一ソフトウェア