シャッガイからの昆虫(Insects from Shaggai)とは、クトゥルフ神話における独立種族の名前である。
シャッガイからの昆虫は宇宙の最果てにある死に満ちた星シャッガイ(Shaggai)にある灰色の金属でできた都市に棲む知性を持つ昆虫族であり、シャンと呼ばれることもある。
シャッガイが滅亡したのちはいくつかの星を巡り天王星(ルギハクス)に定着したが、宗教の対立から一部は地球の英国、ブリチェスター(Brichester)近郊にある町ゴーツウッド(Goatswood)の近くにある森を拠点としている。
ラムジー・キャンベル著『妖虫/The Insects from Shaggai』に記述されている。
また、シャッガイを破壊した赤く輝く天体が外なる神である〈先触れなるもの〉グロース(Ghroth)ではないか、と考えられている。
彼らの容姿は大きな目と三つの口、足は十本で半円状の翅を備える虫で、一見色が汚い大きなテントウムシのようである。
ただ口で食事をとることはなく光合成によりエネルギーを得ている。
食事の必要がない彼らの楽しみはといえば奴隷に対する拷問なのだといわれている。
シャンの特殊能力で最たるものといえば情報操作(物理)だろう。
人間の脳に入りこみ、その記憶を読み取って、別の考えを植え付けることが可能である。
ただし活動するのは夜に限られ、犠牲者は昼になってふと自分の変化に気がつき困惑することがある。
とある犠牲者はシャンの見た悍ましい記憶を見せつけられ発狂に陥る。なんてこともざらなのだ。
彼らはそんな正常と発狂の間を彷徨う犠牲者の姿を見て愉悦に浸り、完全に発狂してしまったら用済みとして捨てられることだろう。
シャンはアザトース(Azathoth)を崇拝しており、シャッガイにはアザトースを祀る神殿があったとされる。
また天王星に移住した彼らはルログ(Lrogg)と言われる神を崇拝し、儀式を執り行っているという。
キャラクターの脳内に入りこみ、夜になると異常行動を起こし、昼間には正気に戻る。
そんな特性とステータスの弱さから扱いやすい敵役として重宝するキャラクターとなっている。
掲示板
1 ななしのよっしん
2022/09/03(土) 09:45:10 ID: I4K7EiOMFK
シャン(シャッガイからの昆虫)と人間の混血がシャッガイなんだっけ?まぎらわしいわ!
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最終更新:2025/12/05(金) 22:00
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