シンジ・ウェーバーとは (シンジウェーバーとは) [単語記事]

シンジ・ウェーバーとは、『遊☆戯☆王アーク・ファイブ』の登場人物である。
担当声優は石川界人。

概要

シンクロ次元編から登場する、クロウ・ホーガンの仲間の一人。出身はコモンズ。
常にライディングスーツを身に着けたがっしりとした体型の長身の青年。
クロウや彼の世話している子供たちへ食糧を届けるなど、コモンズ同士助け合い暮らしているようである。
子供たちにも優しく接しており、兄と離ればなれになり不安に駆られていた零羅にお菓子を分けてあげていた。
おかげで零羅には「恩人」として見られている節がある。
上位１％のトップスが富を搾取するシンクロ次元のシティの歪な社会に特に強い反発感を募らせており、
幼い時から、育った施設が借金のカタに売り飛ばされ、不利な勝負で負かされた上、奪われたカードをバカにされた上捨てられるなど、理不尽な目に多くあってきたようである。

遊矢たちランサーズ（と、例の如く混同されたユーゴ）を追うセキュリティについて警告するも一歩遅く、
ほぼ巻き込まれる形で遊矢やクロウらと共に収容所送りに。
収容所で出会った徳松長次郎は、幼い頃からの憧れのデュエリストだったようで、詳しい解説をした上でかつての「エンジョイ長次郎」が戻ってきたときには、クロウや他の囚人と共に無邪気に歓声を挙げていた。

収容所で開かれるデュエル大会にかこつけてクロウと共に脱獄を試みるも、セキュリティの長官ジャン・ミシェル・ロジェによって阻まれ失敗。
ランサーズの面々と共に窮地に立たされるが赤馬零児の手引きによりフレンドシップカップに出場することとなる。

フレンドシップカップ第1回戦ではランサーズの忍者デュエリスト・月影と戦う。
使用するのは蜂と攻城兵器をモチーフとしたシンクロ召喚デッキ「B・F（ビーフォース）」。
直前のクロウ VS権現坂戦で、一体となって盛り上がっていた会場に、冷や水をぶっかけるような暴言を連発。
果ては全く関係の無い異次元から来た月影にさえ厳しい言葉をぶつけるも、それは会場のコモンズを煽動し、一斉蜂起を促すアジテーションだった。
≪黄昏の忍者シンゲツ≫と≪黄昏の忍者将軍ゲツガ≫で守りを固める月影に対し、レベル１２の超大型Sモンスター、≪B・F 決戦のビッグ・バリスタ≫で勝負を決めたシンジ。