※この記事にはモンスターハンター:ワールドに関するネタバレが含まれています。
ゼノ・ジーヴァとは、『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターである。
| 古龍種 | |
|---|---|
| ゼノ・ジーヴァ | |
| 別称 | |
| 別称 | 冥灯龍 |
| 登場作品 | |
| モンスターハンターのモンスターテンプレート | |
『モンスターハンター:ワールド』にて初登場した古龍種にして本作のラスボス。
ゾラ・マグダラオス程ではないが、直前に戦う古龍達とは比べ物にならない巨体を誇る。身体の至る所にヒレの様な部位を持ち、頭部には2対の黒い角と、本物の眼の後ろには眼の様な橙色の器官が3対並んでいる。ゴア・マガラと同様の骨格を持つが、翼脚ではなく普通の翼を備える。冥く透き通るような身体を、体内に蓄えられたエネルギーが光となり蒼白く灯すその姿から冥灯龍の別名を持つ。
ストーリーの終盤。古龍を捕食する古龍「ネルギガンテ」の討伐により、各地で活発化していた古龍達の活動は鎮まるかと思われた。しかし一向にその気配がなく、プレイヤーはその調査と討伐に追われていた。そんな中、「新大陸古龍調査団大団長」と「竜人族のハンター」は秘密裏に独自の調査を行っていた。その結果判明したのは新大陸の奥地に存在する「龍結晶の地」のさらに奥、「地脈の収束地」にて地脈のエネルギーが強まっているということだった。彼らはプレイヤー達を伴いそこへ調査に向かうと、高純度の龍脈石に抱かれるように青白く輝く繭の様なものを見つけた。それは突如目の前で光線を撒き散らし、不意を突かれた竜人族のハンターが負傷してしまう。その後、繭より現れたのは、未だかつて誰も見たことのない未知の巨大モンスターだった。地脈から得たであろう莫大なエネルギーを強力な光線として放つこのモンスターが地上に解き放たれれば大変なことになってしまう。しかし負傷者を抱えては戦えない。モンスターに立ち向かおうとする大団長にプレイヤーは「ここは任せろ」とばかりに、竜人族のハンターを連れての退避を促し、大団長はプレイヤーを信じてモンスターの討伐を託した。
巨体の割に機敏に動き、攻撃範囲の広さでプレイヤーを追い詰める。口からは光弾と光線状の二種のブレスを吐き、そのモーションもいくつか種類がある。光線ブレスの射線と着弾地点の地面は熱によって赤熱化し、上に乗るとスリップダメージを受け「火属性やられ」になる。頭部、両前脚、尻尾から溢れる光は時間の経過で輝きを増し、輝きが増す程その部位での攻撃はより強力なものとなる。輝きが最大となった部位の近接攻撃には地面からエネルギーを噴出させる能力が備わり、噴出したエネルギーに被弾すると「龍属性やられ」になる。それぞれの部位ごとに一定ダメージを与えると、怯ませた上で怯ませた部位の強化状態をリセットすることができる。
怒り状態とは別に、時間経過で体内のエネルギーが臨界点に達し、全身からプレイヤーを押し退ける程のエネルギーを迸らせながら胴体が赤く輝き、全部位の強化状態が強制的に最大へ移行する。この状態になるとゼノ・ジーヴァの立っている地面も赤熱化を起こす。元々突進を多用することも相俟って地面の赤熱化は広範囲に及び、避けて進むのは困難となる。横断する度に「火属性やられ」を治していては攻撃のチャンスを逃すため、火耐性は十分上げて挑みたい。またボディプレスも多用し、臨界状態のそれは地面に激突後に龍属性の大爆発を起こす。臨界状態移行後、更に時間が経過すると足元を往復し薙ぎ払うように光線ブレスを吐き続ける行動を確定で行うが、その威力で足元の地面が崩壊し「落とし穴」に嵌ったような状態になってしばらく大きな隙ができる。このブレスによってエネルギーを放出した結果、臨界点を下回り全身の強化状態が初期状態に戻る(以降これはループする)。
戦闘フィールドの「地脈の収束地」は、ゼノ・ジーヴァの初期配置である下層と、体力を一定値まで減らされ逃走したゼノ・ジーヴァを追いかけることでたどり着く上層に分かれている。フィールドが上層に移ると、ゼノ・ジーヴァは飛行しながら戦闘を行うことが出来るようになる。この状態になると降りてくるまでガンナー以外では碌に攻撃できないが、繭から出て来たばかりで飛ぶことに不慣れなのか非常に不安定で、どんなスリンガー弾でも1発で怯み、2回怯ませると簡単に墜落してしまう。スリンガー弾は攻撃を当て続けていれば大量に手に入るので、いつ飛んでも良いように常に装填しておくと良い。
素材から作れる武器はデフォルトで短い切れ味白ゲージを持ち、会心率と龍属性も備えるが基本攻撃力が低く、見た目も併せていささか中途半端な感じが否めないが装飾品スロットは優秀なので、クリア後のやり込み要素で強化していくと良いだろう。
防具は火と龍属性が非常に低く、それ以外は平均以上という極端な耐性を持ち、青白いヴェールを纏った鈍色の甲冑で、特に女性装備は大きなヴェールで頭をすっぽりと覆うデザインになっている。オトモ装備はなぜかウェディングドレスになっている。スキルはというと、ゼノ・ジーヴァの自身を強化していく能力に合わせ、双剣や太刀など「一定時間自身を強化」して戦うタイプの武器の強化時間を延ばす「強化持続」。動く四肢に掠るだけで怯んだり尻餅を付かされたりするゼノ・ジーヴァ戦のために「ひるみ軽減」。同じく何かと「属性やられ」になりやすいゼノ・ジーヴァ戦のために「属性やられ耐性」などが付き。シリーズスキルに「業物」と「弾薬節約」が発動する「冥灯龍の神秘」を持つ。また「業物」と「弾薬節約」は、ナナ・テスカトリとその素材武器が実装されるまでゼノ防具専用のスキルとなっていた。
モンスターハンター:ワールドの世界観において、このモンスターが人類の前に姿を現した記録は今まで存在せず、完全に未知のモンスターとして扱われている。名前も登場時は「????の討伐」と記されているだけ、剥ぎ取れる素材も「???の〇〇」と書かれているのみで詳細不明であった。討伐後、報告を受けたギルドからの正式な通達により「冥灯龍ゼノ・ジーヴァ」と命名されたことが知らされる。
「瘴気の谷」にて一度は最期を迎えようとしたゾラ・マグダラオスは何かに惹かれて「龍結晶の地」に向かって行った。その目標がゼノ・ジーヴァであり、「古龍渡り」発生の原因はゼノ・ジーヴァが自身の孵化のために、より大きなエネルギーを新大陸へ集めるため、「フェロモンの様なもので老齢の古龍を呼び寄せていたのではないか」と竜人族のハンターと大団長は考察している。ちなみにゾラ・マグダラオスを捕食出来なかったネルギガンテが「龍結晶の地」に現れたのは「強大なエネルギーを秘めたゼノ・ジーヴァを探して捕食するつもりだったのではないか」と受付嬢は考察している。
竜人族のハンターが“孵化”と言っていたため、発見当時に生まれたものと思われる。
すなわちゼノ・ジーヴァはシャガルマガラに対するゴア・マガラの様に「幼体なのでは?」とプレイヤーの間で考察されている。その根拠として、素材の一部の説明に発達途中を匂わす記述が見られたり、素材から作れる武器も、他の古龍と違い固有のグラフィックを持たず、汎用グラフィックに冥灯龍の素材を貼り付けただけの様な外観であるため、発展途上という印象を受けるというのがあった。
そして、その答えは超大型拡張コンテンツ『アイスボーン』で判明することとなる。
掲示板
90 ななしのよっしん
2023/02/18(土) 18:33:57 ID: Q3+mraW6YS
>>89
あくまで仮説だからなぁ…単純に成長が早まった可能性も一緒に示唆されてるからまだギリギリ確定したわけじゃないでしょ
91 ななしのよっしん
2023/03/26(日) 22:47:40 ID: /9n97Gi+4t
>>90
でも設定資料集見た感じやっぱりワールドの個体は通常と別格っぽいから成長してたらヤバかったやろ(それは開発者コメントでも明記されてる)
調査団からも「生まれたばかりだからこそ勝利できたとさえ感じさせるほどの存在感と強大さを兼ね備えていた」と語られてるんだから
92 ななしのよっしん
2024/02/06(火) 00:00:51 ID: Qd1dsfqgO1
今やっと倒したけど凄い良いモンスターだな
モンハン基礎検定って感じ
ゴリ押しじゃ勝てない
モンスターの動きを覚えて攻撃の大小を把握
相手の大技中に攻撃
と基礎のアクションを適切に行えば普通に勝てるように出来てる
アイスボーン前の門番に相応しいモンスターだわ
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最終更新:2025/12/06(土) 06:00
最終更新:2025/12/06(土) 06:00
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