ゼノ・ジーヴァ 単語


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ゼノジーヴァ

3.2千文字の記事

※この記事にはモンスターハンター:ワールドに関するネタバレが含まれています。

ゼノ・ジーヴァとは、『モンスターハンターシリーズに登場するモンスターである。

概要

モンスターハンター:ワールド』にて初登場した古龍種にして本作のラスボス

ゾラ・マグダラオス程ではないが、直前に戦う古龍達とはべ物にならない巨体を誇る。身体の至る所にヒレの様な部位を持ち、頭部には2対のと、本物の眼の後ろには眼の様な橙色の器官が3対並んでいる。ゴア・マガラと同様の格を持つが、脚ではなく普通を備える。透き通るような身体を、体内に蓄えられたエネルギーとなりその姿からの別名を持つ。

ストーリーの終盤。古龍捕食する古龍ネルギガンテ」の討伐により、各地で活発化していた古龍達の活動は鎮まるかと思われた。しかし一向にその気配がなく、プレイヤーはその調と討伐に追われていた。そんな中、「大陸古龍調団大団長」と「人族のハンター」は秘密裏に独自の調を行っていた。その結果判明したのは大陸地に存在する「結晶の地」のさらに、「地脈の収束地」にて地脈のエネルギーが強まっているということだった。彼らはプレイヤー達を伴いそこへ調に向かうと、高純度の龍脈に抱かれるようにの様なものを見つけた。それは突如の前で線を撒き散らし、不意を突かれた人族のハンターが負傷してしまう。その後、より現れたのは、未だかつても見たことのない未知の巨大モンスターだった。地脈から得たであろう大なエネルギーを強力な線として放つこのモンスターが地上に解き放たれれば大変なことになってしまう。しかし負傷者を抱えては戦えない。モンスターに立ち向かおうとする団長プレイヤーは「ここは任せろ」とばかりに、人族のハンターを連れての退避を促し、団長プレイヤーを信じてモンスターの討伐を託した。

巨体の割に機敏に動き、攻撃範囲の広さでプレイヤーを追い詰める。口からは弾と線状の二種のブレスを吐き、そのモーションもいくつか種類がある。ブレスの射線と着弾地点の地面は熱によって熱化し、上に乗るとスリップダメージを受け属性やられ」になる。頭部、両前脚、尻尾から溢れるは時間の経過できを増し、きが増す程その部位での攻撃はより強力なものとなる。きが最大となった部位の近接攻撃には地面からエネルギーを噴出させる力が備わり、噴出したエネルギーに被弾すると属性やられ」になる。それぞれの部位ごとに一定ダメージを与えると、怯ませた上で怯ませた部位の強化状態をリセットすることができる。

怒り状態とは別に、時間経過で体内のエネルギーが臨界点に達し、全身からプレイヤーを押し退ける程のエネルギーを迸らせながら胴体がき、全部位の強化状態が強制的に最大へ移行する。この状態になるとゼノ・ジーヴァの立っている地面も熱化を起こす。元々突進を多用することも相俟って地面の熱化は広範囲に及び、避けて進むのは困難となる。横断する度に「属性やられ」を治していては攻撃のチャンスを逃すため、火耐性は十分上げて挑みたい。またボディプレスも多用し、臨界状態のそれは地面に突後に属性の大爆発を起こす。臨界状態移行後、更に時間が経過すると足元を往復し薙ぎ払うようにブレスを吐き続ける行動を確定で行うが、その威力で足元の地面が崩壊し「落とし穴」に嵌ったような状態になってしばらく大きな隙ができる。このブレスによってエネルギー放出した結果、臨界点を下回り全身の強化状態が初期状態に戻る(以降これはループする)。

戦闘フィールドの「地脈の収束地」は、ゼノ・ジーヴァの初期配置である下層と、体力を一定値まで減らされ逃走したゼノ・ジーヴァを追いかけることでたどり着く上層に分かれている。フィールド上層に移ると、ゼノ・ジーヴァは飛行しながら戦闘を行うことが出来るようになる。この状態になると降りてくるまでガンナー以外では碌に攻撃できないが、から出て来たばかりで飛ぶことに不慣れなのか非常に不安定で、どんなスリンガー弾でも1発で怯み、2回怯ませると簡単に墜落してしまう。スリンガー弾は攻撃を当て続けていれば大量に手に入るので、いつ飛んでも良いように常に装填しておくと良い。

素材から作れる武器デフォルトで短い切れ味ゲージを持ち、会心率と属性も備えるが基本攻撃力が低く、見たも併せていささか中途半端な感じが否めないが装飾品スロットは優秀なので、クリア後のやり込み要素で強化していくと良いだろう。

防具は属性が非常に低く、それ以外は均以上という極端な耐性を持ち、いヴェールをった鈍色の甲冑で、特に女性装備は大きなヴェールで頭をすっぽりと覆うデザインになっている。オトモ装備はなぜかウェディングドレスになっている。スキルはというと、ゼノ・ジーヴァの自身を強化していく力に合わせ、双剣太刀など「定時間自身を強化」して戦うタイプ武器の強化時間を延ばす「強化持続」。動く四肢にるだけで怯んだりを付かされたりするゼノ・ジーヴァ戦のために「ひるみ軽減」。同じく何かと「属性やられ」になりやすいゼノ・ジーヴァ戦のために「属性やられ耐性」などが付き。シリーズスキルに「業物」と「弾薬節約」が発動する「の神秘」を持つ。また「業物」と「弾薬節約」は、ナナ・テスカトリとその素材武器実装されるまでゼノ防具専用のスキルとなっていた。

冥灯龍ゼノ・ジーヴァの発見と命名

モンスターハンター:ワールド世界観において、このモンスターが人類の前に姿を現した記録は今まで存在せず、全に未知のモンスターとして扱われている。名前も登場時は「????の討伐」と記されているだけ、剥ぎ取れる素材も「???の〇〇」と書かれているのみで詳細不明であった。討伐後、報告を受けたギルドからの正式な通達により「ゼノ・ジーヴァ」と命名されたことが知らされる。

ゼノ・ジーヴァと古龍渡りの関連性

瘴気の」にて一度は最期を迎えようとしたゾラ・マグダラオスは何かに惹かれて「結晶の地」に向かって行った。その標がゼノ・ジーヴァであり、「古龍渡り」発生の原因はゼノ・ジーヴァが自身の孵化のために、より大きなエネルギー大陸へ集めるため、「フェロモンの様なもので老齢の古龍を呼び寄せていたのではないか」と人族のハンター団長考察している。ちなみにゾラ・マグダラオス捕食出来なかったネルギガンテが「結晶の地」に現れたのは「強大なエネルギーを秘めたゼノ・ジーヴァを探して捕食するつもりだったのではないか」と受付嬢考察している。

余談

人族のハンターが“孵化”と言っていたため、発見当時に生まれたものと思われる。
すなわちゼノ・ジーヴァシャガルマガラに対するゴア・マガラの様に「幼体なのでは?」とプレイヤーの間で考察されている。その根拠として、素材の一部の説明に発達途中を匂わす記述が見られたり、素材から作れる武器も、他の古龍と違い固有のグラフィックを持たず、汎用グラフィック素材を貼り付けただけの様な外観であるため、発展途上という印を受けるというのがあった。

そして、その答えはコンテンツアイスボーン』で判明することとなる

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