ダンディライオンとは、遊戯王OCGで登場したモンスターカードである。
注:タンポポの英語名やその他の名称は「ダンデライオン」です。
カード名称・種類 | ダンディライオン(効果モンスター) |
ステータス | 星3/地属性/植物族/攻撃力300/守備力300 |
テキスト | (1):このカードが墓地へ送られた場合に発動する。 自分フィールドに「綿毛トークン」(植物族・風・星1・攻/守0)2体を守備表示で特殊召喚する。 このトークンは特殊召喚されたターン、アドバンス召喚のためにはリリースできない。 |
登場した当時は、1体で2体分のアドバンス召喚用リリースが使えるということで帝コントロールに組み込まれて活躍した。黄泉ガエルと共に組み込まれた獅子黄泉帝は、当時の流行となった。そうでなくともこのカード+トークン二体で都合三回まで敵の攻撃を防げるというのはやはり便利なカードであった。
その後その使い勝手の良さから制限カードとなり、長きにわたりこの地位を保っていた。2010年3月の制限改訂で準制限となった後は、綿毛トークンをシンクロ召喚のレベル調整として組み入れるデッキが流行するようになった。
中でもデブリ・ドラゴンはこのカードを特殊召喚でき、更にこのカードの効果は墓地で発動する効果なので無効にならない。そのためLv7のドラゴン族シンクロモンスター+トークン2体という状況を作り出せ、更なるシンクロに繋げやすい。このデッキはデブリダンディという名前がつき、流行した。またクイック・シンクロンの手札コストをこのカードで行うことで、召喚権を使うことなくLv6か7のシンクロモンスターを呼び出す事が可能だった。こちらはクイックダンディと言われ、いずれにせよさまざまなところで酷使され過労死していたとも言われる。
また植物族にはローンファイア・ブロッサムやグローアップ・バルブ、スポーア等優秀なチューナー及びリクルーターが存在しており、このモンスター自体も植物族なのでその点でも相性が良かった。綿毛トークンにグローアップ・バルブをチューニングすればフォーミュラ・シンクロンで1ドロー可、とドローソースに繋げられた。更に過程でTG ハイパー・ライブラリアンも召喚しておけば、これだけで潤沢な手札と共に攻め込むことができた。
上記のように流行した結果、一年後の2011年3月改定で制限カードに逆戻りしてしまった。
なおこの前後にシンクロ召喚に使用したらトークン2体を生みだす「ドッペル・ウォリアー」が登場したが、ダンディライオンと似たような使用方法をされている。
アニメで使用したのは遊城十代。主にE・HERO ネオスのアドバンス召喚用リリースに使用されている。
初登場時、十代はこの綿毛トークンを生け贄に、ネオスを「特殊召喚!」と言っている。もちろんこれは間違いで生け贄召喚(後のアドバンス召喚)である。
ちなみにこのカードも初登場はVジャンプ特典であり例によって再録には大分時間がかかった。
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最終更新:2023/03/22(水) 21:00
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