デイジーダックとは、ディズニー作品に登場するキャラクターである。
ドナルドダックのガールフレンド。日本語吹き替えの声優は土井美加。それ以前は作品によってまちまち。
1937年1月9日、ドナルド主演の短編映画「ドナルドのメキシカン・ドライブ」でスクリーンデビュー。
この時はドンナ・ダックという名前だったが、後に連載されたディズニーのコミックではデイジーとこのドンナ・ダックが顔を合わせる場面があり、実はデイジーとは別人(別アヒル?)という説もある。但し、日本語吹き替えではデイジーと呼ばれるため、日本版ではドンナ自体がなかったことにされている。
現在の名前・外見で登場するのは、3年後の「ドナルドのダンス狂(ドナルドのダンス大好き)」になってからである。また、この2作品のみ声優は、ドナルドダック役のクラレンス・ナッシュが兼任していた。
ミニーマウスと同じく頭に大きなリボンを付けている他、左腕に腕輪をはめている。ミニーがキュートな女の子なのに対して、デイジーはセクシーなお姉さんタイプと言ったところか。また、ミッキーマウスの仲間では珍しくドナルドは裸足だが、デイジーはハイヒールを履いている。
性格は、短気なドナルドと対等に渡り合ったり、時には黙らせてしまうほど勝ち気で気が強い。
ミッキーとミニーが円満夫婦であるのとは対照的に、時々大ゲンカすることもあるが気性がさっぱりしているためか、大抵すぐ仲直りする。と言うより、完全に尻に敷いている。
ニコニコで時々「姐さん」と呼ばれているのも、こんなところに理由があるのだろう。
短編映画の出演数は14作と意外に少ないが、印象深いエピソードが多い。その中でも、1947年公開の「ドナルドのジレンマ」では事実上の主演作であり、記憶喪失になったドナルドを取り戻すために、涙ぐましいまでの姿を見ることができる(ヤンデレ描写もあるが……)。
また、ディズニー長編映画「ファンタジア2000」の威風堂々も涙無くしては語れない。詳しくはファンタジアの記事を参照されたし!
東京ディズニーランドにあるミニーの家(ミッキーの家と異なり、キャラクターグリーティングが無いので、いつでも出入り自由)にある留守番電話では、彼女の会話も収録されている。
最初はドナルドの怒りん坊っぷりをミニーに愚痴っているが、そのうち「そんな所も可愛いのよ…」などといつの間にかお惚気話になっている、何というツンデレwww(当のミニーの場合は砂糖を吐きたくなるくらい、さらに甘いけど…)。
なお、ミッキーの家にある留守電にもデイジーの台詞はあるが、こちらはグーフィーの食事の取りすぎが心配だから、ミッキーに注意してくれるよう頼むいたって普通の内容である。
原語版では先に記したクラレンス・ナッシュが当初は一人二役を担当。その頃はドナルドと同じアヒル声だった。
しかし担当声優が女性に変わったことで、今親しみ深いセクシーボイスとなった。
ただし、短編作品ですら声優が安定していないというのはご愛嬌。
現在はトレス・マクニールが担当するようになり、これで安定している。
日本版では先にも述べたように土井美加で安定している。しかしそんな土井美加がバンダイ・ポニー版でナレーション(日本独自の要素)を担当していたことは、別の人物が担当していた。
一説では当時ミッキーマウスの声を担当していた女性声優、後藤真寿美であるという話があるが、詳しくは不明。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/01/14(火) 07:00
最終更新:2025/01/14(火) 06:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。