ニコニコ技術交流会とは (ニコニコギジュツコウリュウカイとは) [単語記事]

ニコニコ技術交流会とは、2018年 5月20日にニコニコ動画運営が中心となり行った交流イベントである。

経緯

2017年 11月28日、ニコニコ動画:GINZAの次バージョンとなるniconico(く)の発表会が行われた。
発表会は、多くのユーザーが平日の夕刻から視聴をしようとしていた。しかし、発表会が始まるや否や多くのユーザーが到底納得できるような内容ではなく、この発表を視聴できたかに問わず、叫びをあげたユーザーは少なくなかった。
この時の叫びや発表会時に登壇していたドワンゴ取締役、栗田穣崇氏へ大量に届いた意見など、多くのユーザーをきっかけにして、2017年 12月よりniconico 運営は改善への舵を切り直しはじめた。

2018年 12月12日、生放送『動画と生放送サービスに対する意見交換会』を配信。放送では、川上氏を運営から事実上外し、栗田氏が運営の責任者となった事の報告、Twitter上に『ニコニコ窓口担当』なるユーザーの意見受け付けや改善報告専用のアカウントを開設した事の発表などを行った。

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 https://twitter.com/nico_nico_talk/status/940573769524944896

niconicoはこの生放送を皮切りに、これまで以上に様々な改善や仕様変更を行い、ユーザーのニーズに答えられるようなサービス提供を目指してきた。2018年 5月20日に行われたニコニコ技術交流会では、その改善策の一環として設置された技術交流Slack（サードパーティー開発者を中心にメンバーを集められたチャット）の運営メンバーが中心となり開催された。

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技術交流会では、ユーザー同士の交流だけではなく、運営とユーザーの交流をも目的として開催されたイベントである。当日は、東京都中央区築地、銀座松竹スクエア13F ドワンゴセミナールームを会場に、niconico ユーザーであることは、もちろんのこと、アイドルマスター界隈人、ランキング動画作者、コメントアート投稿者を中心とした約50人のメンバーが参加した。
催しでは、運営スタッフによる技術的改善を中心とした振り返り、運営への質疑応答、ユーザーによる発表、懇親会が行われ、普段では聞くことのできない運営スタッフとの対話、意見交換などが行われた。