ノルウェー舞曲(Norwegian dances, Op.35)とは、作曲家グリーグ(Edvard Grieg, 1843-1907)が作曲したピアノ連弾曲である。後に編曲家ハンス・ジット(Hans Sitt, 1850-1922)によってオーケストラ編曲された。
グリーグはノルウェーの代表的な作曲家。ノルウェーの自然や文化をこよなく愛し、ノルウェーの民族音楽に着想を得た楽曲を多く作曲した国民楽派の作曲家である。また、卓越したテクニックを持つピアニストとしても有名であり、自作を携えてヨーロッパで演奏旅行も行っていた。
このノルウェー舞曲も民族音楽の影響から生まれた音楽の一つで、4つの楽曲とも三部形式(A-B-A)を基本とした動⇔静の対比が特徴的な構成の楽曲となっている。
I. Allegro marcato.[ニ短調(d moll), 約6分半]
II. Allegretto tranquillo e granzioso.[イ長調(A dur), 約2分]
III. Allegro moderato alla Marcia - Tranquillo.[ト長調(G dur), 約3分]
IV. Allegro molto - Presto e con brio - Prestissimo.[ニ長調(D dur), 約6分]
ピッコロ1、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、チューバ1、ティンパニ、トライアングル、シンバル、ハープ、弦五部(第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)
※チューバ…I, IVのみ、トライアングル…I, III, IVのみ、シンバル…IVのみ、ハープ…IIのみ
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最終更新:2025/12/13(土) 03:00
最終更新:2025/12/13(土) 02:00
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