バーチャコップ(エラーゲームリセット)とは (バーチャコップとは) [単語記事]

概要

ガンシューティングゲーム『バーチャコップ』のキャスト。警察官として戦う原作同様、人一倍正義感が強く、秩序を重んじる。一方、セガの無謬性を疑わない危うさも持っている。

言われたとおり、言われたことをするただの犬。

私はセガの犬。

たとえそれで、誰かが死んでしまったとしても、

セガは間違えない。

私も間違えない。

だって、セガが正しいから。

白を基調としたジャケットに、青いガンコン(1P用)を携えた姿。

明るく真面目で正義感が強い、と典型的な主人公属性を持っているが、上記はアノード状態での台詞であり、セガの意志に盲目的になりがちな様子が見て取れる。一方で、少なからず自分が「権力の犬」であることに自覚的であるようにも見える。

いらないでしょ、自由なんて。

人間はバカだし間違える。

だからアタシが管理する。

アタシが全部、支配する。

自由があるから間違える。

自由がなければ間違えない。

だから、アタシが支配する。

黒いジャケットに赤いガンコン(2P用)と、アノード時とは正反対の印象になった姿。

セガの陰謀によって人格が歪められ、人間を支配する恐怖政治を企み始めた。

バーチャコップ(Vi rt ua Cop)は、セガが1994年に稼働開始したガンシューティングゲーム。プレイヤーは銃型のコントローラーを使い、敵を撃っていく。敵から攻撃を受けた時はもちろん、誤って民間人を撃った場合もライフが減り、0になったらゲームオーバーというガンシューティングとしてはオーソドックスなルール。

当時最新技術の3D グラフィックを使っているだけでなく、敵を撃った場所によってリアクションが異なったり、敵がいつ攻撃してくるかを表すロックオンサイトの採用など、細かいところにもこだわっており、ガンシューティングの中でも特に完成度の高い一作となっている。

本作は何度かコンシューマ機に移植されているが、専用のガンコンが必要。当時のガンコンはブラウン管テレビの特性を利用したものがほとんどで、液晶テレビが主流になった現在では遊べないものも多い。当時品を今からプレイすることはとても困難なため、現代のゲーム機に対応した移植版のリリースが望まれる。