マグロちゃんは食べられたい！とは (マグロチャンハタベラレタイとは) [単語記事]

『マグロちゃんは食べられたい！』とは、はもによる4コマ漫画作品である。

マグロが食べたくなる概要

まんがタイムきららMAXにて2022年 2月～4月号のゲスト掲載を経て、同年5月号から2024年 1月号まで連載された。全2巻。ちなみにゲスト時代はタイトルの感嘆符がハート記号になっていた。

マグロが大好きな少女みさきはある日念願のマグロを釣り上げたのだが、そのマグロは目を離した隙に人間の美少女の姿をしたまぐろになっていた。そんなまぐろの夢は……釣り上げてくれたみさきに食べてもらうこと！？

大好物のはずのまぐろに困惑しつつも奇妙な共同生活を始めることになったみさき。みさきの幼馴染で面倒見の良いなぎさや、まぐろに次いで美少女化した少しツンなカジキも交ざり、港町での彼女らの生活はますます賑やかなものになっていく。

マグロのことが好きな登場人物

みさき: 海釣りとマグロが大好きな女子高生。夢はマグロを丸ごと一匹食べること。マグロに対する愛は強烈で、私物をマグロモチーフの物に揃えたり、しばらくマグロを食べていないと発作が出たりするほど。学校に冷蔵庫や七輪を持ち込んで魚を食べようとするなど周囲からは奇行に見える行動が多い。
まぐろ: みさきに釣り上げられて美少女化したキハダマグロ。現在はみさきと同居中。釣り上げた人間を運命の相手とし血肉を捧げよというマグロの掟に従い、みさきに（健全な意味で）食べられたがる。みさきへの愛は一途で強く、みさきが自分以外のマグロを食べようとすると猛烈に嫉妬する。ちなみにヒロイン個人を指す場合は平仮名のまぐろ、それ以外の一般名詞としては片仮名のマグロと表記が使い分けされている。
なぎさ: みさきの幼馴染。文武両道で愛想が良く色々な人から好かれる。実家は定食屋のため料理が得意。みさきからは頼れるお兄ちゃん（※姉ではない）と思われている。面倒見が良く人間としての生活に慣れないまぐろやカジキのことを気にかけている。
カジキ: なぎさに釣り上げられて美少女化したバショウカジキ。現在はなぎさと同居中。見た目は幼くアホ毛をツノに変化させられる。まぐろからはきーちゃんと呼ばれており、魚だった頃から本来天敵の関係にあるにも関わらず仲が良い。人間と友好的だった兄が人間に捕獲された経験から人間のことを信用しきれていない。
さしみ: 本名は指原みなと。みさきのクラスの風紀委員。奇行の多いみさきを問題視していたが、彼女のことを貧乏学生と勘違いして寄り添うようになる。趣味は道草を物理的に食べること。
クロ: 養殖場育ちだったがある日突然人間化したクロマグロ。世間知らずで甘えたがり。見た目はまぐろに比べると大人っぽい。路頭に迷っていたがさしみの家で養ってもらうことになった。