ラオス

基本データ
正式名称	ラオス人民民主共和国 ສາທາລະນະລັດ ປະຊາທິປະໄຕ ປະຊາຊົນ
国旗
国歌	ラオス人民賛歌
公用語	ラーオ語
首都	ビエンチャン（Vientiane）
面積	236,800km²（世界第79位）
人口	約691万人（世界第101位）
通貨	キープ（LAK, ₭）
政治体制	人民民主制
時間帯	UTC +7

ラオスとは、東南アジアの国である。正式名称はラオス人民民主共和国。

概要

東にベトナム、南にカンボジア、西にタイ王国、北西にミャンマー、北には中華人民共和国の4か国と国境を接する内陸国である。

タイ王国・カンボジアとの国境沿いにはメコン川が流れる。

正式名称の読みは「サーターラナラット・パサーティパタイ・パサーソン・ラーオ」(Sathalanalat Paxathipatai Paxaxon Lao)。意味は「共和国・民主主義・人民・ラーオ族」となる。

英語の正式名称は、"Lao People's Democratic Republic"、略称は"Laos"。

日本語漢字では「羅宇」。しかし略称は「寮」である。「日羅関係」は「日本と新羅の関係」を表すので注意が必要である。

中国語は2種類あり、中華人民共和国は「老撾（老挝）」、台湾などは「寮國（寮国）」と表記される。それぞれ「老」「寮」と略する。

中国やベトナムの陰に隠れて目立たないが、社会主義国である。

年間降水量は2000mmを越える多雨地帯が多い。

歴史

• 14世紀…統一王国が成立
• 1893年…フランスの保護国に
• 1949年…ラオス王国としてフランス連合内で独立
• 1953年…ラオス王国として完全に独立
• 1975年…王政を廃止し、ラオス人民共和国成立

民族・宗教・言語

大多数をラオ族が占める。

公用語はラーオ語である。文字体系はラオス文字で、タイ王国やカンボジアと似ている。

仏教徒が90%以上を占める。

経済・産業

経済の中心は農業である。多雨気候のため稲作を主要作物とする。また国土の60%が森林で覆われているため、林業も盛んである。工業化は発展途上にある。

社会主義国であるが中国と同様に経済開放が進められており、未だ最貧国などとの呼称も多いが、高い経済成長率を維持している。

関連動画

関連商品

関連リンク

• 駐日ラオス人民民主共和国大使館（日本語）
• ラオス人民民主共和国政府（ラーオ語・英語）
• ラオス人民民主共和国外務省（ラーオ語・英語）

関連項目

• 国の一覧
• 社会主義国
• ラオス文字
• 東南アジア
• ASEAN