ロータスとは、
ロータス・カーズ( Lotus Cars Ltd. )はイギリスのノーフォーク、ヘセル(Hethel)の旧空軍基地に本社があるスポーツカー・レーシングカーのメーカーである。テストコースは第二次世界大戦時まで滑走路として使用されていた場所である。現在ではマレーシアの自動車会社「プロトン」に買収(1994年)され、子会社化している。
本社周辺、及びテストコースにはグーグル・ストリートビューの撮影車両も入っており、グーグルマップ上で確認する事も出来る。
同社は1952年、当時レーシングカーの製造販売を目指していたコーリン・チャップマンによってロータス・エンジニアリングとして創業された。
場所はロンドンの北近郊、ホーンジーの鉄道ホテルの脇にあった古い馬小屋を工場(ガレージ)に改装して使用していた。しかし、後に市販スポーツカーの新型車開発を同時に3つ行うなどするには手狭な為、さらに郊外のハートフォードシャーのチェスハント、そして現在のヘセルに移転する事になる。
1958年から1994年まで「チーム・ロータス」としてF1世界選手権に参戦していた。その間にチーム・ロータスはロータス・カーズ(現在のグループ・ロータス)とは分社化されていた。
2010年には、エアアジアを経営するトニー・フェルナンデスにロータスの商標を提供し、「ロータスF1チーム」として参戦させた。
しかし商標権についてトニー・フェルナンデスと対立し、商標権提供の契約を打ち切り、グループ・ロータス自身がルノーからチーム株式を買い取り、2011年より「ロータス・ルノーGP」 として参戦を開始した。
一方でトニー・フェルナンデスは、グループ・ロータスの手を離れていたチーム・ロータスの商標を、所有者のデビッド・ハントから提供を受け、「チーム・ロータス」に改称した。
こうして2011年には2つのロータスが参戦することになった。
ロータスの商標権については訴訟問題に発展したが、判決で「ロータス」「チーム・ロータス」は別々で権利があるものであったため控訴された。
しかしトニー・フェルナンデス側がイギリスの自動車メーカー「ケーターハム」を買収、2012年から「チーム・ケーターハム」に名称変更することを申請、FIAが承認したため、2つのロータスチームの問題は解決することとなった。
2012年からは、ロータス・ルノーGPは「ロータスF1チーム」に、チーム・ロータスは「チーム・ケーターハム」に名称変更することが、2011年11月時点のエントリーリストで明らかとなった。
2012年と2013年にキミ・ライコネンが優勝するなどコンストラクターズ4位につける活躍を見せたロータスだったが、2014年以降は低迷。2015年末にルノーに買収されて消滅した。
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最終更新:2025/01/04(土) 00:00
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