三柴理とは、ピアニスト・キーボーディースト・作曲家である。通称エディ。
4歳からピアノを始め、ピアノを安川豊子、作曲を柏木由紀に師事。国立音楽大学在学中に“新東京正義乃士”というバンドを結成する。当時は現在の名義ではなく、江戸蔵と名乗っていた。1986年には筋肉少女帯へピアニスト・三柴江戸蔵として加入。1989年まで正規メンバーとして活動するも脱退。脱退前後には様々なアーティストへ楽曲提供したり、ピアノやキーボードを弾いたり、映画音楽及びTV・CM音楽にも携わるようになる。その一方でピアノソロコンサート 「ピアノのなせる業と神髄」を行い、同タイトルのCDを出したり、ソロ活動や各種バンドのメンバーとして活動したりしている。
見た目の特徴。そのマタギっぽい見た目の為、「お前は本当にピアニストなのか?」と疑いたくなるファンがいたとかいないとか。確かにピアニストとして高い評価を得ている彼だが、筋肉少女帯時代のパフォーマンスはこれまでにイメージされてきたキーボーディストからは想像しがたいパフォーマンスをしてきた。全裸でピアノを弾いた、演奏後観客席にダイブした、出番の少ない楽曲でステージを練り歩く・走り回る、普通のプロデューサーにはピアノじゃなくて踊りばっかり評価されるなどといったエピソードが物語っている。
今でこそ各種バンドに参加している彼だが、当初はクラシック一本だった為、佐々木にロックキーボーディストとしての基礎を教えられるまではベース・パートまで左手で弾いていたり、リズムのガイド・クリックにも全然合わせられないキーボーディストであった。
ここでは、正規メンバーとして活動していたバンドを取り上げる。
勿論、パートはピアノ…なのだが、ここでの正式パート名は"先鋒・pf."である。活動期間こそ短かったが、クラシカルパンクという珍しいカテゴリだったことや、「腐敗屍体」ら、一部バンドやミュージシャンに影響を与えていることから、オリジナル音源を欲するファンもいる。が、カバー音源以外は入手しにくいバンドだったりする。
ベーシスト・塩野道玄とのバンド。筋肉少女帯とライブをやったり、音楽作ったりする一方で、他者への提供曲やCM音楽などを制作。恐らくアニメファンならOVA『戦闘妖精雪風』のBGMを作った人といえばわかる人もいるかもしれない。月刊ビジネスSPA!e+B(扶桑社)2001年4月号~10月号にて付録CD-ROM上で音楽連載していた時期があり、それらの音源をまとめたCDも発売されている。
初期のプログレ色を牽引した存在として有名。音楽面では高い素養を活かしたピアノプレイで貢献した一方で、前述のパフォーマンスで多くの客にインパクトを残した。しかし、4歳から続けてきたクラシックピアニストとしての側面を追求するため、2ndアルバム後に脱退。だが、これでメンバーとの交流が消えたわけではなく、その後も様々な形でメンバーと関わっている(代表例が80年代の筋肉少女帯や特撮、大槻ケンヂと橘高文彦への参加)。現在はサポートキーボーディスト兼ピアニストとして筋肉少女帯に関わっている。
佐々木TABO貴(サウンドデザイン)、Clare(Keyboards・Guitar・Chorus)と結成したユニット。映画音楽の制作および、無声映画におけるライブ演奏などを中心に活動。基本はエディと佐々木の二人だが、アニメの曲を作る際等にはClareが参加。基本は佐々木がプロデュース、エディとClareが演奏するというスタイル。ユニット名の由来は結成当初、佐々木がよく行っていたすし屋の名前"金鶴"に生面判断上の理由でTHEをつけたというもの。一歩間違えていたら"THE天亀"か"天亀"になっていた。なお、当バンドを検索する際には"the"と"金鶴"はセットにするようにと提唱されている。これは"金鶴"のみで検索すると酒造メーカーなどが引っかかってしまう可能性がある為。
パンクチームを自称する大槻ケンヂのバンド。ただ、ソロ活動ありきのバンドなのでファンは常に動向をチェックしなければならない。アルバム『綿いっぱいの愛を!』には「さらばマトリョーシカ」という曲があり、こちらでは貴重なエディの歌声が収録されている。
白船睦洋(Bass)、小柳昌法(Drums)と結成しているユニット。
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最終更新:2024/12/26(木) 21:00
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