国宝阿修羅とは (コクホウアシュラとは) [単語記事]

国宝阿修羅（こくほうあしゅら）とは、P.A.Works、key共同制作のテレビアニメ『神様になった日』の登場人物である。

CV:木村良平
ちなみに、木村は同じくkey作品の「Angelbeats!」でも主人公の相棒役である日向秀樹を演じていた。

概要

成神陽太の無二の親友である高校3年生。名前の由来は奈良県の興福寺にある国宝「阿修羅像」。

金髪で髪を後ろで結ぶというワイルドな風貌をしており、ぶっきらぼうではあるが、熱血漢で友情に熱い男である。軽いところはあるが、気さくでコミュニケーション能力も高い。バスケットが好きなバスケ馬鹿で抜群の運動神経を持っている。バスケでのポジションはシューティングガード。大型のバイクを移動手段としている。陽太以上に女好き。とにかく名前のインパクトが半端なく、当然佐藤ひなは名前を聞いておおいに嫉妬していた。

陽太とは中学2年の頃からの仲。中学時代から同じバスケ部に所属しており、試合では陽太との息の合ったプレーでチームを牽引していた。陽太の動きだけはよく見えるらしく、予想がついてその先にパスを出していた。交通事故によって左膝に重症を負った過去があり、医者からは二度とバスケはできないと告げられる。だが、陽太に励まされ、懸命のリハビリ、そして本人の運動神経の高さもあってジャンプはできなくなったものの、コートに復帰することができた。チームが弱小だったこともあり、高校最後のインターハイ予選で敗戦。阿修羅はハンディを背負って本来の力を発揮できない自分が足を引っ張ったことを、陽太は一死報いようとしたコンビプレーに失敗したことを心残りにしていた。

プライベートでも陽太とはよほど気が合うようで、部活を引退した後も一緒にストリートバスケをしている。ひなが脚本を書いた茶番のようなボクシング映画の相手役を引き受けたり、陽太が麻雀の大会に出場するときには情報を聞きつけて応援に駆け付けるなど、何かと陽太のことを気にかけている。綺麗な女性を見てはしゃぐときのリアクションまで同じ。どれだけおまえら気が合うんじゃ！祭りの日に、冷凍トラックに閉じ込められたひなを救う際、バイクの後ろに乗せた陽太に飛び移らせるという無茶苦茶なことを提案し、「2人で飛べた」ことでひなの救出に成功。2人は最後の試合のリベンジを果たすこともできた。