鈴木央人(すずき ひろと)とは、P.A.Works、key共同制作のテレビアニメ『神様になった日』の登場人物である。
天才ハッカーと呼ばれる謎の少年で、孤児となっていた所を世界的IT社である「フェンリル社」に拾われ、フェンリル社に協力する立場となっている。本人は名前の「ひろと」と呼んで欲しいようだが、CEOは「鈴木少年」と呼称している。CEOからの依頼を受けて久々に日本へ戻り、量子力学や情報工学の分野で他の追随を許さない程の天才と言われた興梠修一郎博士の調査に乗り出す。作中の前半は主人公サイドと並行してストーリーを進めていくポジションにあり、物語の謎説き役を担っていた。
銀髪に中性的な容姿をした美少年であるが、何を考えているのか分からない不気味さも持ち合わせている。その天才的なハッキング能力によって何をしでかすか分からない危険さがあるため、CEOによって両手の親指に小型の手錠がされ、能力を制限されていた。さらに、CEOの部下でもある尾熊雷太の監視下に置かれている。もっとも、尾熊とは興梠博士の情報を暴くために共に行動しており、肉体的な仕事を尾熊が請け負うなど、調査については互いに協力していた。
両腕に手袋型のデバイスを付けており、ハッキングをおこなう際は両手を合わせて耳の上につけた小型端末を通じて仮想の電脳空間を呼び出し、あらゆる情報を手に入れることができる。町中の監視カメラをハッキングすることができ、ドローンを遠隔で破壊することも可能な模様。過去には、中央銀行に違法送金を繰り返し、金融システムをぶっ壊したこともあるらしい。初登場のときには、尾熊の制止を振り切って迷子の女の子を助けるために能力を使っており、根っからの悪人というわけではない。
頭脳明晰で自分の能力に絶対の自信を持っている。一方で子供っぽい一面もあり、自由奔放。たこ焼きが大好物らしく、食べているときは非常に無邪気。自らの優れた能力を唯一無二のアイデンティティと捉えており、これを否定されたり、自分がやりたい調査をストップさせられると激昂する。こういった感情の起伏の激しさもCEOたちから危険視されている一因と思われる。身体能力や腕力などは普通の少年と何ら変わらず、大人たちが暴力で黙らせようとすると手も足も出なくなる。
ハッキングの才能は幼い頃から持っており、それに目を付けた両親によって違法送金を繰り返すなど、知らないうちに悪事に手を染めてしまっている。失敗したり、悪事と気付いて両親を諫めようとしたときは激しいDVを受けていた。その両親も何者かによって殺害されており、それを目にして「ざまあみろ」と罵っている。そのときの央人の壊れた姿をCEOは憐みの目で見ていた。作業場に両親が殺害された場所である実家を指定するなど、性格がどこか歪んでいるのも凄惨な生い立ちが原因と思われる。
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最終更新:2025/12/16(火) 07:00
最終更新:2025/12/16(火) 07:00
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