天庭とは (テンテイとは) [単語記事]

天庭とは、次の意味を表すとされる。

天帝の宮廷。また、天。

相術で、額（ひたい）の中央のこと。

- スーパー大辞林より -

ニコニコ動画においてはpop'n musicに収録されている楽曲「天庭」、およびGuitarFreaksXG & DrumManiaXGなどに収録されている楽曲「天庭　おとこのこ編」を指す場合がほとんどなので、本項目ではこれらの楽曲について解説していく。また2013年 1月30日にコナミスタイルで発売のあさき 2nd アルバムのタイトルも「天庭」である。

概要

天庭

譜面難易度	CHALL ENGE				BATTLE
ジャンル	近代絶頂音楽
曲名	天庭
アーティスト	閣下
初出	pop'n music 15 ADVENTURE
BPM	88～113
	5ボタン	NORMAL	HYPER	EX	NORMAL	HYPER
	11	32(26)	39(33)	47(42)	16	23

pop'n music 15 ADVENTUREにて収録された楽曲。ダークで不協和音とも言えるリズムが響く、ラストで突然鳴る「ガシャン！」という効果音などにより、不気味さを効果的に演出している。アーティストの閣下は、あさきの別名義である。

なお、pop'n music 15 ADVENTURE自体は家庭用機種への移植が実現していないが、事実上のADVENTURE 移植であるPlayStation Portable専用ソフト「pop'n music porta ble」に本曲が移植されている。

ゲームとしては、EX 譜面の難易度の高さが目を引くところである。HELL15コースの2曲目に用意されており、本曲のEX 譜面の難易度はレベル42である。1～43の43段階評価の難易度表記を採用しているCHALL ENGEモードにおいて、レベル42とはすなわち「最上位クラスの譜面には一歩及ばないが、非常に難易度が高い」譜面と言える。BPMが113になるころから同時押しや左右振りなどが多数現れ、Lv42らしい難しい配置の体力譜面となっている。しかし後半から密度が落ち、そこから回復が可能なので、事実は初登場からずっとLv42の中で最弱候補に近い扱いであった。
6作後のSunny ParkではLv47(旧表記で41)と降格された。

そしてpop'n musicといえば欠かせないのが、ゲーム内で楽曲を担当するキャラクターの存在。本曲を担当するのは、星のひとというキャラクターである。

あさきの楽曲を担当するキャラクターはクセのある者が多いが、星のひとも例外ではない。どんな奴かというと、
赤黒い体で口が頭のてっぺんに付いてる、一つ目ピクミンみたいな生き物。で、なんかテレビ持ってる。怖い。なんじゃそりゃ。

そんな不気味な風貌の星のひとだが、一部では人気があるとかないとか。

天庭　おとこのこ編

譜面難易度		V8			GITADORA Mat ixx
曲名		天庭　おとこのこ編
アーティスト		あさき
初出		GuitarFreaksXG & DrumManiaXG
BPM		209
		BASIC	ADVANCED	EXTREME	BASIC	ADVANCED	EXTREME	MASTER
	Guitar	42	68	97	4.30	6.15	8.25	9.70
	Bass	29	65	96	3.75	5.65	7.75	9.30
	Open Pick	43	76	96	-	-	-	-
	Drum	30	49	74	3.70	5.00	7.40	8.30

GuitarFreaksXG & DrumManiaXGに収録された楽曲。上のpop'n musicの楽曲と同じ「天庭」という語を含むタイトルだが、あさきによるボーカルが入り、曲自体も完全に別物になっている。また、pop'n musicの天庭は閣下名義での公開であったが、こちらはアーティスト名義があさきになっている。

Musician's Room XG第22回にてこの曲について少し語られている。あさき自身の中で仕切り直そうということで、これまでで一番「行き尽くした感が凄かった」のが天庭を書いた時期であり、これからの新たな節目として改めて｢天庭｣という曲名を付けた、とのこと。

なお、GuitarFreaksXG & DrumManiaXGとほぼ同時期に稼動したGuitarFreaksV7 & DrumManiaV7には本曲は収録されず、次作となるV8で遅れて収録される形となった。
また、pop'n music シリーズの派生作品である「ハロー！ポップンミュージック」には、なんと本家 pop'n musicに先がけ本曲が移植された。

Guitar パート・Bass パートのMASTER 譜面は、全曲のなかでも上位クラスの難易度の楽曲として君臨している。最後まで気の抜けない体力譜面である。
またDrum パートのMASTER 譜面も、209 BPMという速いテンポでハイハット刻みやスネアロールを処理することになるため、上手に演奏するためにはかなりのスキルが必要となる。

2012年 12月20日にREFLEC BEAT、同月の27日にはpop'n musicへ移植された。
リフレクはそのまま「天庭」と表記されているがこちらのおとこのこ編であり、アルバム版の音源で構成されているためか尺が短い。譜面は配置がバックの音に合わせていることが多いためリズムが取りにくい。
ポップンでは天庭に引き続き「星のひと」担当している。(ハリアイだけ新規、テレビにPVのワンシーンが映し出されりんごを持っている)こちらはギタドラ音源で収録されたことからノーツ数1526もの体力譜面。ラス殺しも存在する。

初出	REFLEC BEAT colette
BPM	209
難易度	BASIC	MEDIUM	HARD
難易度	3	6	9

譜面難易度	CHALL ENGE
ジャンル	大宇宙の法典
初出	pop'n music Sunny Park
BPM	209
	EASY	NORMAL	HYPER	EX
	12	27	38	47

pop'n musicには楽曲を担当するキャラクターがいたが、GuitarFreaksXG & DrumManiaXGでは担当キャラクターという要素はなく、代わりにムービーがゲームのプレイ中に再生される。本曲のムービーは実写ベースのPV 風。なお、このムービー内にあさきらしき人物が登場しているとの噂が…

アルバム「天庭」

あさきが約7年半ぶりにリリースするセカンドアルバム。年内に発売する予定あったが、あさき自身の体調不良などの事情で2013年 1月30日に延期された。

購入特典はあさき本人のアナザージャケット。店舗により異なり4種ある。

収録曲

01. 散るを踏み残るを仰ぐ
02. 天庭
03. 魚氷に上り耀よひて
04. 愛のかたち幸せのかたち
05. つばめ
06. このひとしりませんか
07. 舌切り念念
08. まほろば教
09. 行き過ぎて後に
10. ほしふりの果て極東史記より
11. 虚仮虚仮としてけしからず
12. 其曰く教外別伝をして
13. 生きてこそ
14. 白きを廻り黒きの巡り
15. ここりのつき