山ン本五郎左衛門とは、江戸時代に描かれた妖怪物語『稲生物怪録』に登場する妖怪である。
「山本五郎左衛門」とも表記される。
魔王であり、無数の妖怪を従えている妖怪の総大将。しかし、その姿は40代の裃姿の武士となっており、一目では妖怪とわからない。
稲生平太郎という少年をおどろかせようと30日に渡って部下の妖怪をけしかけるが、平太郎少年が全く怖がらないため、30日目にして当人が現れる。実は山ン本はライバルの神野悪五郎と人を驚かせる勝負をしていたことを明かし、平太郎少年もその対象だったことを明かす。しかし、平太郎少年は数々の妖怪に全く驚かず、山ン本は自らの負けを認めるのであった。
山ン本は平太郎少年を称え、振るえば自らを呼び出せる木槌を与え、無数の妖怪が運ぶ駕籠に乗って去っていく。その駕籠からは山ン本の正体と思われる巨大な足が飛び出していた。
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最終更新:2024/12/28(土) 05:00
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