山ン本五郎左衛門 単語

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サンモトゴロウザエモン

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山ン本五郎左衛門とは、江戸時代に描かれた妖怪物語『稲生物怪録』に登場する妖怪である。

読みは「さんもとごろうざえもん」「やまもとごろうざえもん

「山本五郎左衛門」とも表記される。

概要

魔王であり、数の妖怪を従えている妖怪の総大将。しかし、その姿は40代の裃姿の武士となっており、一では妖怪とわからない。

稲生太郎という少年をおどろかせようと30日に渡って部下の妖怪をけしかけるが、太郎少年が全く怖がらないため、30日にして当人が現れる。実は山ン本はライバル神野五郎と人を驚かせる勝負をしていたことを明かし、太郎少年もその対だったことを明かす。しかし、太郎少年は数々の妖怪に全く驚かず、山ン本は自らの負けを認めるのであった。

山ン本は太郎少年を称え、振るえば自らを呼び出せる木槌を与え、数の妖怪が運ぶ駕籠に乗って去っていく。その駕籠からは山ン本の正体と思われる巨大な足が飛び出していた。

山本五郎左衛門が登場する作品

うしおととら
東の妖怪の長として登場。名前は「山ン本(やまんもと)」。正体は大天狗
東北を旅する蒼月潮と出会い、協力するようになる。
木槌の誘い
水木しげるによる「稲生物怪録」を題材とした漫画。山ン本当人ももちろん登場するのに加えて、物語後半で水木自身が妖怪のために霊になると、その背後霊としても現れる。
しろくろ
空知読み切り漫画に「魔人・山本五郎左衛門(やまもとごろうざえもん)」が登場。
千年戦争アイギス
東のの英傑
となりの妖怪さん
「山本五郎左衛門」が登場。魔王だが、現世で芸能プロダクションを経営している。人間態の見たはどう見ても業界人。
ぬらりひょんの孫
元は江戸時代に生きていた人間で「物語」の力を使って「畏」を集め、神になろうとした悪人
物語組」を組織し、主人公と死闘を繰り広げた。
最期は自らを妖怪化させ、その巨体から数の妖怪を生み出した。

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最終更新:2024/11/08(金) 12:00

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