山吹色のお菓子とは、以下のことを指す。
本稿では両方解説する。
商人が悪代官に対しこのアイテムを渡すのが定番である。このアイテムは悪代官の好物であるため、これを使用すると悪代官が商人に対し便宜を図ってくれるようになる。要するに袖の下(賄賂)で小判の色が山吹色に見えるからストレートではなく婉曲した表現で言い表しているということ。黄金色のお菓子とも。
プレイステーション2用ゲームソフトの『悪代官』でも山吹色のお菓子は頻繁に登場する。というかゲーム攻略に必要な罠は山吹色のお菓子で購入するのでないと話にならない。
ちなみにアメリカにも似たようなネタはあるようで、映画『ショーシャンクの空に』では「妻が作ったパイ」の下にドル札が隠されている場面がある。
なお、2019年10月には関西電力役員が、森山栄治元助役から菓子の下に隠した小判型の金貨を受け取っていたことが判明した。これにより、令和の現代日本でも山吹色のお菓子が実在することが確認された。
幹部らは現金や商品券のほか小判型の金貨や金杯、アメリカ・ドルなどを受け取っており、常務と元副社長の2人は受領額がそれぞれ1億円を超えていたことが分かりました。
(略)
(岩根茂樹社長は)金貨を受け取った状況について、「社長就任の祝いをいただいたので、お菓子と思っていたら、その下に金貨が入っていて非常にびっくりした」と述べました。
(略)
また、金品を返却しなかった背景として「森山氏からのさまざまな叱責や罵倒に加えて、家族を含めて危険を感じるような話が伝えられていることが背景にあった」と述べました。
そして、「また受領した金品をお返ししようとしても、なかなか受け取っていただけない状況の中で返せる機会をうかがいながら努力を続けた者もいる。返却した数日後に再度、高額な金品が送られてくるといった特異な状況もあった」としたうえで、「現時点では大部分を返却するとともに国税当局からの指摘を踏まえ、修正申告を行っているとはいえ多額の金品を受領し保管していたことは、コンプライアンス上、不適切だったと考えている」と述べました。
(略)
また、金品の返却を申し出た際の森山元助役とのやりとりについて「金品を渡された者は、受け取る理由はないと考え返却を申し出たものの、森山氏から『なぜ、わしの志であるギフト券を返却しようとするのか、無礼者、わしを軽く見るなよ』などと激高され、返却を諦めざるをえなかった」と説明しました。
上記のアイテムをコンセプトに作られたお菓子。和風パイだったが、現在は黒ゴマクリーム入りダックワーズになっている(9個入り税別3000円)。一回の注文で送り先が同じ所に、4箱以上購入すると雰囲気のある風呂敷が1枚もらえる。いわゆるネタ菓子なのであるが、お菓子は小判型容器に入っており、箱は塗り箱風になっているなど細かいところまで凝っている構造となっている(メーカーも過剰包装を認めている)。姉妹品として焼き菓子8個が小判型ポーチに入った黄金色のお菓子もある。期間限定で桐箱入りバージョンや超(めが)山吹色のお菓子(黄金色のお菓子9個入り)などが販売された。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2023/03/23(木) 03:00
最終更新:2023/03/23(木) 03:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。