成田湯川駅とは、京成電鉄の京成成田空港線(成田スカイアクセス)の駅のことである。
2010年7月17日の京成成田空港線印旛日本医大駅~空港第2ビル駅間の開業と同時に開業した駅。駅番号は「KS43」。
駅構造は3階建て2面2線の相対式ホームで、1階が改札、券売機、精算機、トイレ(改札内)が設置され、2階が3階のそれぞれのホーム、1階とを連絡する通路、そして3階がホームとなっており、待合室、自動販売機(2011年8月15日現在、PASMO対応機と未対応機が上下ホームともに1台ずつ設置されている)が設置されている。
当駅では、アクセス特急のみ停車するが、そのときスカイライナーの通過待ちを行うことがある。スカイライナーは当駅付近を時速160kmで運行しており、停車中の電車の窓が例え開けられる構造になっていたとしても、決して手やカメラを窓の外に出してはいけない。かなり危険です。
駅利用者が少なく閑散としており、駅から見える範囲の風景が一見森林だらけな事から秘境駅扱いされる事もあるが、成田ニュータウン市街の北端にあり、すぐ南側には広大な住宅地が広がっているため、秘境駅ではない。
トイレ |
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2階へ |
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2階へ |
自動精算機 (1機設置、 最終的には2機に?) |
自動券売機 (2機設置、 最終的には4機に?) |
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| 改札 | |||||||||
| バスロータリー(バス路線についてはこちら) | |||||||||
自動券売機のうち1機はなぜかパスネット対応です(自動精算機は対応していません)。
2番線へ |
2番線へ |
2番線へ |
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1階へ |
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1階へ |
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1番線へ |
1番線へ |
1番線へ |
1階へのエレベーター、階段、エスカレーターの先にも使用されていない空間がある。
| ←青砥 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 成田空港→ |
(真ん中の扉) |
(成田空港駅 寄りの扉) |
(成田空港駅 寄りの扉) |
1番線は北総線・青砥駅方面へのホーム、2番線は成田空港駅方面のホームです。
括弧内はその車両の中の最寄りの扉です。エレベーターの隣の成田空港駅側には待合室が設置されています。
| 北総線・青砥駅方面 | 当駅 | 成田空港駅方面 |
| 印旛日本医大駅(HS14) | アクセス特急 | 空港第2ビル駅(KS41) |
この区間では各駅停車は一切運行されておらず、通勤型の優等列車のみが停車。
約40分間隔で停車し、平日、土・休日ともに青砥方面の電車は25本/日。
とまぁ、1本電車を逃すと大変なことになるのでご注意を。こんなダイヤなので、開業前は地元住民も「それだったら成田の方を回って東京の方へ出る」と考えている人も多いようである。
本数だけでなく、始発・終電の時間も異様に早いため、せっかく定期券を買って都内に出ても、あまり夜遅くなると電車がなくなり、定期区間外の京成本線経由で帰るハメになる可能性がある。これも成田湯川が敬遠される原因。
設置目的の半分はスカイライナー退避の為の信号場的な役割で、駅単体の集客にはあまり期待していないようだ。
……ちなみに京成電鉄の乗降客数最下位(2021年度乗降客数約300人)の京成本線大佐倉駅は、日中では西馬込~成田空港の快速が約20分間隔、それ以外の時間帯も成田に向かう特急以下の種別が停車する。
京成電鉄Webサイト
によれば、2010年度の1日平均の乗降客数は878人(そのうち、定期客は302人)だそうである。
その後・・・
成田湯川駅の5月末現在の乗降客数は、1日当たり約950人と伺っており、開業間もない昨年8月末時点の乗降客数約700名からは、徐々にではありますが増加しております。
しかしながら、成田高速鉄道アクセス株式会社から提供のあった1日当たり約7,800人という需要予測と比較すると、大幅に下回っている状況であります。
成田湯川駅北側の開発が進めば少しは増えるのだろうか…。というより成田市議会の議事録で「成田湯川駅」と検索してヒットした内容を読むと「伸び悩んでいる」なんて発言も…。
2014年では1200人程に増加。本数相応くらいの水準になってきた。
地図上では一見、成田中心部から孤立した不便な駅に見えるが、成田駅へは意外と遠くない。
この駅からバスが頻発しており、全路線合わせると毎時5~6本程度、所要時間も成田駅まで15分とまあまあ実用的な利便性。遅い路線だと20分掛かってしまうが許容範囲。このため成田線が停車しなくても特に不便はない。
特に、北総沿線←→成田市街へ向かう場合は最適経路として採用できる。通学高校生などは定期利用している事もある。
そもそもこの成田湯川駅は、周辺を走る千葉交通の湯川車庫を潰し、その跡地に建設した駅である。成田湯川駅建設のために2008年2月より湯川車庫は他の車庫とともに移転し、その後撤去された(→詳しい内容
)。
その後も、湯川車庫の近く(スリーエフの前)には「湯川車庫」というバス停があり、JR成田駅西口及び京成成田駅中央口(実際には富里市の日吉台車庫からの便も数多くあった)からのバス路線の終着・始発のバス停になっていたのだが、成田湯川駅開業に伴い「湯川車庫」バス停から「成田湯川駅」バス停まで延長運転を行うとともに、「湯川車庫」バス停は「湯川」バス停に改称したのだった。
当初は設置されていなかったが、2010年12月10日から駅の南側に自転車205台が収容可能な駐輪場が供用された。
成田湯川駅の下にはJR成田線の線路(成田駅~下総松崎駅間)があり、成田線にも成田湯川駅を設置してほしいという要望・運動があるようだが、JR側は乗り気ではないらしい。
もっとも、仮に成田線側にも成田湯川駅を設置すると、確実に成田駅~成田湯川駅間ではバス(千葉交通)よりJR側のほうが運賃が安くなるので、運転間隔に目をつぶればJRの方が有利になり、京成グループである千葉交通が困るかもしれない。
まぁでも、成田ニュータウン内には「ボンベルタ百貨店」という商業施設があって、そこへの公共交通機関はほぼバスだからまぁ大丈夫か…。
ちなみに印旛日本医大駅~成田湯川駅の車窓から下総松崎駅を見ることができる。
掲示板
11 ななしのよっしん
2019/05/03(金) 07:11:38 ID: BTNmKtqBlq
ここは退避のためにあるようなもんだろうからなぁ。運行上は信号所でもよかったんだろうけど、高速運転でそれなりの騒音も出る建前、政治的にはケチらないで駅にしちゃえってことなんじゃないの?
成田線に駅ができてても、ここで乗り継ぐ人ってどこに行く人なんだろうか。上野はそれこそJRで直通だし、浅草線方面も成田で乗り継げばだいたいカバーできるし、現状バスでカバーできてる対成田市内方面のために新駅を作るかっていうとね…
12 ななしのよっしん
2020/02/01(土) 23:09:54 ID: kSCWQ+ury3
鉄道同士乗り換えられれば便利になると漠然と思い込んでる人以外は特に推進してない。
バス路線の本数が成田線より圧倒的に安定してるし、北総側←→成田駅の方向の需要しかないから成田線が加わっても何も変わらない
ここに駅を要請する位なら土屋に要請した方がマシ
13 ななしのよっしん
2022/07/02(土) 21:47:40 ID: Hr2k9X5M5A
千葉ニュータウン友達と行くときに利用したけどマジでなんにもなさすぎて唖然とした
我孫子支線民だから馬鹿でかい駅で中にコンビニあるんやろなと思ってた
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最終更新:2025/12/11(木) 01:00
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