東急バス虹が丘営業所

東急バス虹が丘営業所とは、神奈川県川崎市麻生区王禅寺にある東急バスの営業所である。
営業所記号は「NJ」

概要

1986年8月23日に開設された。
高津営業所や青葉台営業所から主にたまプラーザ駅・あざみ野駅を起点とする路線を受け継いで発足した。
そのため、川崎市内にある営業所ながら川崎市内の区間は少ない。川崎市内のみで完結する路線に至っては梶が谷鷺沼線のみである（この路線は近年高津営業所から移管された路線）。

路線及び関連動画

ここでは所管路線の一部を紹介する。主に前面展望動画がうpされている路線をピックアップ。
その他の路線の詳細についてはwikipediaを参照されたい。 

た41系統　たまプラーザ駅～虹が丘営業所 主要路線のひとつ。 始発の4：54発(平日のみ)を皮切りに、 多くの本数が走っている路線である。  昔はすすき野団地止まりだった。	新25系統　たまプラーザ駅～新百合ヶ丘駅　 小田急バスとの共同運行路線。 田園都市線と小田急線とを結ぶ路線ではあるが 本数はそこまで多くない。 入出庫の虹が丘営業所発着便もある。

梶01系統　梶が谷駅～鷺沼駅  住宅街かつ、駅から離れている地区を経由する。 以前は梶が谷駅～野川台公園、鷺沼駅～野川台で 別々の路線として運行していたが、 それが統合されて現在に至る。	柿23系統　柿生駅北口～市が尾駅 こちらも小田急バスとの共同運行路線。 神奈川県道12号線に沿って進む。 途中、桐蔭学園前には寄らず、直進。 （桐蔭学園前～市が尾駅は市43系統が担当）

その他の路線

ここでは上記路線以外の路線を簡潔にまとめる。
こちらも、詳細はwikipediaを参照されたい。

あざみ野線　あ25・27・28・29　た26 あざみ野駅・たまプラーザ駅　～　すすき野団地・美しが丘西・田園調布学園大学・虹が丘営業所 虹が丘営業所の主要路線。

黒須田みすず線　あ71・72 あざみ野駅　～　黒須田（あ71）・みすずが丘（あ72）　～　あざみ野ガーデンズ 90年代に開発された地区を行く。他には大学への直行便もある。

柿生線　柿01・02　た31 柿生駅前　～　たまプラーザ駅（柿01）・すすき野団地（柿02）　たまプラーザ駅～虹が丘営業所（た31） 所管する路線では歴史が古い（1966年運行開始）。

新百合線　新21・23　あ24 新百合ケ丘駅　～　あざみ野駅（新23）・嶮山スポーツガーデン（新21）　あざみ野駅～虹が丘営業所（あ24） 田園都市線と小田急線を結ぶ。あ24は入出庫系統。

稗原線　新25 たまプラーザ駅　～　新百合ケ丘駅・虹が丘営業所 詳細は上記紹介を参照。

団地線　た41　鷺21 鷺沼駅（鷺21）・たまプラーザ駅（た41）　～　虹が丘営業所 「た41」は上記紹介を参照。鷺21は平日のみ運行、鷺沼駅で田園都市線下り最終電車からの接続を受ける。

元石川線　た51 たまプラーザ駅・虹が丘営業所　～　江田駅 こちらも歴史が古い（1966年）が、本数は少ない。

嶮山線　た61・62・63 たまプラーザ駅　～　嶮山スポーツガーデン（た61・62）・あざみ野駅（た63） た61・62は循環路線。た63は循環せずにあざみ野駅へ。

美しが丘線　た71 たまプラーザ駅（た71）・虹が丘営業所（系統番号なし）　～　美しが丘西 この他にスクールバス路線あり（詳細は後述）。

ニュータウン北線　た91・92・94 たまプラーザ駅・北山田駅（た91のみ）　～　センター北駅（た91）・センター南駅（た92）・すみれが丘（た94） 貴重なノンステップバスの運用はだいたいここ…だった。

市が尾中山線　市43 中山駅北口　～　市が尾駅　～　桐蔭学園前・鉄町・奈良北団地・寺家町（循環）　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　 一部を除いて、元々は横浜市営バスが運行していた。

市が尾線　柿23 柿生駅北口　～　市が尾駅 詳細は上記紹介を参照。以前は青葉台営業所所管路線。

梶が谷鷺沼線　梶01 梶が谷駅　～　野川台公園前　～　鷺沼駅 詳細は上記紹介を参照。

犬蔵線　た81・82

たまプラーザ駅　～　美しの森（循環） 2009年運行開始の新しい路線。

車両

国内4大メーカーすべてそろっているが、いすゞ車とふそう車が中心である。
UD車と日野車は他所からの転属で配置されることとなったが、後に日野車は新製配置もされている。長尺車は使用路線が限られるが標準尺・短尺車は広くどの路線でも運用される。
管内に大規模な住宅地が多いことから混雑する路線が多く、長らく新製配置は全てワンステップ車のみで行われ、ノンステップ車はニュータウン北線移管の際に転属してきた車両のみ、運用もNT北線（と入出庫路線）が殆どであった。

しかし、時代の流れには勝てず、2016年新製車からはノンステップ車も導入され、各路線で運用されている。
中型車が転属してきて1台だけ在籍する（NJ520･ノンステ車）が、契約輸送主体で路線充当はあまりない。 

虹が丘営業所に関する話（何かあればどんどん追記してください）

• 東急バスで一番営業時間が長い。
  上述の通り、平日のみではあるがた41系統の始発便は4：54に出発する（土休日はあ28系統4：55発が最速）。東急バスで時刻表に4時台があるのはこの路線のみ。一方で最終便の虹が丘営業所到着時刻は鷺21系統が25：39に設定されている。
• 路線図にない隠し路線がある。 （蓬谷戸→美しが丘西→元石川小学校入口）
  虹が丘営業所の所管路線で「美しが丘西地区」を経由する路線がいくつが存在するが、この美しが丘西地区は、近辺に小学校がなく徒歩で通うには厳しい距離なのでその通学対策として片道輸送のスクールバスを開設・運行。
  この路線は東急バスHPや車内の路線図には一切記載されていない。 
  ちなみに、生徒や保護者、学校関係者でなくても乗れるらしい。
• 東急バスの営業所のなかで最大規模。
  車両台数、利用者数、路線数の全てが東急バスの中で一番多い営業所。
  しかしながら、下述するように高速路線は一切担当していない。管内の住宅地の多さを物語っている。
• 神奈川県内の東急バス営業所で唯一長距離路線がない。 
  管内のたまプラーザ駅･新百合ヶ丘駅から、羽田・成田空港や東京ディズニーランド、最近は河口湖や御殿場アウトレット方面への高速バスが発着している他、平日朝方に虹が丘営業所始発で渋谷駅へ向かう通勤高速バス「Tokyu E-Liner」などがあるが、これらは全て他の営業所が担当している。
  従来は虹が丘が担当していたが、市が尾駅発着路線が移管された際に営業所のキャパオーバーとなり、他の営業所へ移管した。

関連項目

• 東急バス
• バス事業者の一覧