「東方怪綺談 ~ Mystic Square」(とうほうかいきだん ミスティック・スクエア)とは、東京電機大学の非公式サークル「AmusementMakers」による弾幕STGである。
同じ読みをする楽曲、「東方怪奇談」(「東方靈異伝」地獄ルート6~9面テーマ)とよく混同しやすい。ご注意を。
1998年冬のコミックマーケット55にて頒布された。制作はZUN。
「声でしゃべられるよりも音楽の方がゲームの雰囲気を伝えられるんじゃないか」という信念で創ったのだとかなんとか。
PC-98版(東方旧作)最後の作品である。この作品で東方Projectは一旦終了した。その後2002年夏のコミックマーケットで発表された第6弾「東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.」で復活を果たしている。
ZUNは当時大学4回生であり、1998年夏のコミックマーケットで「東方幻想郷」発表後、冬のコミックマーケットには参加するとはしたものの、卒研などで多忙になる関係上、幻想郷か夢時空のバージョンUP版になるかもしれないとしていたが、結局新作「東方怪綺談 ~ Mystic Square」が発表されることとなった。
PC-98版最後の作品であるためか、MusicRoomには第1作「東方靈異伝」から第4作「東方幻想郷」までの未使用曲を含めたほぼ全ての曲が収録され(但し、「風の神社」だけは収録されていない。「東方靈異伝」の全ての楽曲、「東方封魔録」の一部の楽曲はアレンジ版が収録。)、EXステージエンディング後は、「東方封魔録」以降登場した全てのキャラクターの名前がクレジットされている。
現在、体験版はAmusementMakersの旧公式サイトから入手は可能であるものの、製品版は2002年9月以降、イベントなどでも再版が行われていないために入手は非常に困難な状態となっている。
ここはとある東の国の山の中、博麗神社はちょっと平穏だった。
で、博麗神社の巫女、博麗靈夢(はくれい れいむ)はというと、今回は余り
暇では無いようである。
なぜか、少量だがコンスタントに魔界から魔物が送られてきているのである。
靈夢はコンスタントにそいつらを退治するので、コンスタントに暇では無いので
あった。異変を感じた靈夢は、原因を調べるべく、魔物たちが何処から現れるのかを
探ったのであった。
その結果、神社の裏山に昔からあった、「魔界の扉があるといわれる洞窟」
(そのまま)から現れることがわかった。靈夢「やはりここね。ザコをいくら倒してもしょうがないわ。ここはひとつ
魔界にのりこんで、親玉をこらしめるしかないわね。」魔理沙「う~ん、魔界か~、それもいいわね。」
魔法のメッカでもある魔界に、(観光で)いくことに決め、さっそく靈夢に
ないしょで出かけていったのであった。-- 一方そのころ。
人間界に住む悪霊、魅魔(みま)と妖怪、幽香(ゆうか)は、二人とも
人間界に魔界の者がやってくるのは、あまりかんばしくないようである。幽香「おもしろそ~、魔界っていってみたかったんだ~」
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最終更新:2024/04/18(木) 14:00
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