武山真吾とは (タケヤマシンゴとは) [単語記事]

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武山真吾（たけやま　しんご、1984年 6月22日-）は、愛知県出身の元プロ野球選手（捕手）である。現在は中日ドラゴンズの二軍バッテリーコーチ。

概要

中日ドラゴンズ #75 二軍バッテリーコーチ
武山真吾
基本情報
国籍	日本
出身地	愛知県名古屋市緑区
生年月日	1984年 6月22日
身長体重	177cm 86kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	捕手
プロ入り	2002年ドラフト10巡目
引退	2019年
経歴
選手歴亭栄高等学校横浜ベイスターズ(2003年-2011年) 埼玉西武ライオンズ(2012年-2014年 5月) 中日ドラゴンズ(2014年 5月-2019年) コーチ歴中日ドラゴンズ(2020年-)
プロ野球選手テンプレート

享栄高等学校を経て、2002年ドラフト10位で横浜ベイスターズに入団。背番号61。

横浜時代

2008年前半戦に故障で離脱した相川亮二の穴を埋める活躍を見せた。

2009年は開幕二軍だったが、監督が田代富雄になると一軍に昇格した。

2010年は2番手捕手だったが、橋本将が離脱すると、そのままレギュラーとなる。プロ入り初ホームランも記録したが、打率は2割を切り、課題を残した。

2011年は盗塁阻止率こそ高い数字をマークしたものの、打撃、リードともに精彩を欠き、7月に正捕手を剥奪され二軍落ち。その後は黒羽根利規の台頭や故障もあって一軍に上がれずにシーズンを終えた。

西武時代

2011年オフに後藤武敏とのトレードで埼玉西武ライオンズに移籍。背番号52。

2012年はバゼドー病を患い、一軍昇格はなかった。

中日時代

2014年 5月に金銭トレードで地元の中日ドラゴンズに移籍。背番号49。オフに背番号を52に変更した。

2017年は6月に一軍に昇格。以降は抑え捕手として田島慎二とバッテリーを組み、移籍後最多の50試合に出場した。オフに背番号を39に変更した。

2018年は30試合に留まった。

2019年も30試合に出場したが、加藤匠馬の台頭や35歳という年齢もあり、オフに戦力外通告を受け、「（地元の）名古屋で終わろうかな」と現役引退を表明した。

引退後

そのまま2020年から中日の二軍バッテリーコーチに就任した。

プレースタイル

強肩と安定したスローイングで高い盗塁阻止率を誇る。意外性とパンチ力のある打撃、捕手としては珍しい俊足も武器。その一方、リード面やキャッチングにおいては、複数の解説者に酷評されている。

1番ショート　配球の意図を聞いても答えられない　佐々木
2番セカンド　構えるのが遅すぎて投手が投げ辛い　盛田
3番ライト　ショーバンを止める基本も出来てない　達川
4番キャッチャー　正捕手の器じゃない　達川
5番センター　打撃もよくない　達川
6番サード　ミットの出し方が悪い　大矢
7番ファースト　的のつくり方が下手　北別府
8番レフト　その日の球種ごとの出来が頭に入ってない
9番ピッチャー　投手を不安がらせるような挙動を取っている　佐野

成績

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
2008年	横浜	33	81	74	2	17	3	0	0	5	0	3	0	3	1	23	1	.230	.269
2009年		49	130	120	7	29	5	0	0	5	1	2	0	7	1	35	2	.242	.289
2010年		95	298	257	15	48	8	2	1	22	0	16	2	20	1	56	5	.187	.246
2011年		46	102	88	4	11	3	0	1	5	0	6	1	4	3	26	4	.125	.188
2013年	西武	19	16	15	2	1	0	0	0	2	0	0	0	0	1	6	0	.067	.125
2014年	西武	1	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.000	.000
2014年	中日	33	72	63	4	8	0	0	1	5	0	4	1	3	1	15	1	.127	.176
14計		34	73	64	4	8	0	0	1	5	0	4	1	3	1	16	1	.125	.174
2015年		11	27	22	1	2	0	0	0	0	0	1	0	4	0	8	1	.091	.231
2016年		15	5	4	0	0	0	0	0	0	0	1	0	1	0	2	0	.000	.200
2017年		50	76	66	2	15	1	0	1	7	0	2	0	7	1	21	3	.227	.311
2018年		30	54	44	1	3	2	0	0	6	0	2	3	5	0	17	0	.068	.154
2019年		30	51	45	6	9	2	0	1	4	0	1	0	3	2	13	1	.200	.280
NPB：11年		412	913	799	45	143	24	2	5	61	1	37	7	57	11	223	18	.179	.241

初記録

初出場	2008年 5月31日	対千葉ロッテマリーンズ1回戦	千葉マリンスタジアム
初安打	2008年6月1日	対千葉ロッテマリーンズ2回戦伊藤義弘から	千葉マリンスタジアム
初打点	2008年7月20日	対読売ジャイアンツ14回戦東野峻から	横浜スタジアム
初盗塁	2009年 9月21日	対阪神タイガース22回戦安藤優也から	横浜スタジアム
初本塁打	2010年 4月30日	対東京ヤクルトスワローズ7回戦館山昌平から	明治神宮球場