加藤匠馬とは (カトウタクマとは) [単語記事]

加藤匠馬（かとう　たくま、1992年 4月29日-）とは、三重県出身のプロ野球選手（捕手）である。現在は中日ドラゴンズに所属。

概要

中日ドラゴンズ #69
加藤匠馬
基本情報
国籍	日本
出身地	三重県飯南郡飯南町（現：松阪市）
生年月日	1992年 4月29日
身長体重	175 cm 76kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	捕手
プロ入り	2014年ドラフト5位
経歴
三重高等学校青山学院大学中日ドラゴンズ(2015年-2021年 6月) 千葉ロッテマリーンズ(2021年 6月-2022年) 中日ドラゴンズ(2023年-)
プロ野球選手テンプレート

小学校から軟式野球を始め、中学校までは投手を務めた。

三重高等学校に進学し、1年夏から捕手に転向する。2年秋に正捕手に定着した後は県大会優勝、東海大会ベスト4入りに貢献する。3年春には選抜大会に出場したが、2回戦で敗退。3年夏は県予選の準々決勝で敗退した。

青山学院大学に進学し、1年秋からリーグ戦に出場したが、打撃面で目立った結果を残せず、4年秋にはチームは二部に降格した。

2015年 5月31日の北海道日本ハムファイターズ戦でデビュー。3試合に出場したが、打席に立つことはなかった。

2016年、2017年は1試合に終わり、2018年は一軍出場はなかった。秋のキャンプでは伊東勤ヘッドコーチに「甲斐に劣らない肩を持ってる選手がいた」と注目されるようになる。

2019年は何かを変えたいとして自主トレを大島洋平と共に行う。さらに与田剛監督の経験の有無よりも未知数に重きを置くという方針で開幕を一軍で迎える。3月29日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初安打を記録した。打撃で結果を残せなかったため二軍落ちもあったが、チームの捕手最多の92試合に出場した。

2020年は開幕スタメンマスクを勝ち取るも、打撃・守備とも生彩を欠き、木下拓哉に正捕手の座を奪われ、2番手の地位すらアリエル・マルティネスの台頭で危うくなる。結局、終盤まで一軍にいたが29試合の出場に留まり、打率.135に終わった。

2021年は完全に一軍の捕手争いから脱落。開幕から二軍暮らしが続いた。

2021年 6月15日、加藤翔平との交換トレードで千葉ロッテマリーンズへ移籍。背番号66。移籍後は田村龍弘が離脱中だったこともありすぐに一軍昇格。前半戦のうちは控えだったが、後半戦からは事実上田村から正捕手の座を奪い取り、57試合に出場、チームの捕手陣の救世主となった。打撃では9月29日のオリックス・バファローズ戦でプロ初本塁打を放ったりしたが、105打数52三振（三振率.495）と三振を量産して打率.095。守備でもリーグ最多の捕逸5と課題も残った。

2022年は24試合の出場に留まった。

50m6秒と捕手としては足が速い。

遠投は120mで二塁到達タイムは2秒。甲斐拓也（福岡ソフトバンクホークス）はキャノンと呼ばれてるのに対し、中日ファンの間ではバズーカと呼ばれる。